やまびこ

日々感じたこと、思ったこと等を、撮影した写真とともに、徒然に日記風に書いています。

2005/3/7(月)政治と金「橋本喚問」

2005-03-07 14:24:40 | 日記
2005/3/7(月)

政治と金「橋本喚問」はどうした!!

 今日はきのうと違ってぽかぽか陽気。もう春なのかな。私には春はまだまだ遠いけれど。

 きのう実家に行って久しぶりに朝日新聞を読んだ。その中で気になる記事を1つ。

 「政治と金。「橋本喚問」はどうした」という題で掲載されていた。

 「国会の審議がたんたんと進む。政府が提出した予算案はすでに衆院を通過し、7年連続の「年度内成立となる。だが論議はかみ合わない。--中略--政治は不透明な金の力で動かされてはいけない。そのためにつくられたのが政治資金規正法だが、その規正法の存在意義が根幹から問われているのだ。

 橋本龍太郎元首相が4年前に日本歯科医師連盟から受け取った1億円のヤミ献金事件。献金を収支報告書に載せなかった派閥の元会計責任者が有罪判決を受け、派閥の幹部だった村岡兼造元官房長官も起訴された。橋本氏と同席していた青木幹雄氏は不起訴、野中広務氏は起訴猶予になり、一件落着かに見えた。

 だがその後の公判で、衝撃的な証言が相次いだ。元会計責任者は「派閥の収入の半分くらいしか表に出ていない」と語った。--中略---党からの1億2千万円も、収支報告書に載せず裏金にしたと言う。

 問題の1億円の授受について日歯連の元幹部は、橋本氏が「ありがとうございます。お預かりします」と受け取り、青木氏に対して小声で「歯科医師会から1億円です」と伝えたと証言した。

 橋本氏は昨秋の衆院政治倫理審査会で1億円は「私が受け取ったのだろう」とまるで他人事のような証言をし、あとは「記憶にない」を貫いた。審査会での橋本証言と、うそを言えば偽証罪に問われる元会計責任者らの法廷での証言と、どちらが信頼に値するかは明らかだ。

 政治資金制度は、正しい収支報告書がなされることを前提に成り立っている。年に300億円を越す税金が使われる政党交付金もそれで運用されている。

 東京第二検察審査会は橋本氏らの「不起訴不当」を議決し、東京地検が再捜査をしている。

 歯科医師連盟からの献金事件を受けて、与野党は別々に規正法の改正案を出した。しかし、小泉首相も自民党も事件で明るみに出た迂回献金の事実を認めない。議論は行き詰まったままだ。

 制度の穴を埋めるには、まず事件の真相を与野党が手を携えて究明することが欠かせない。橋本氏らは国会の証人喚問の場で真実を語ることだ。それが日本の政治の建て直しにつながるなら、政治家冥利に尽きるではないか。」

 まったく、そのとおりだと思う。野党の民主党も情けない。早く真相究明をしてほしいものだ。

 今日の本:「会計心得(もうかる会社には理由がある!)」金児昭 日経ビジネス人文庫
 今日の音楽:平井堅「言えない関係」
 今日のお酒:焼酎お茶割り?杯
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