大航海時代の駄目猫

その場のテンションと勢いで生きてきた結果がごらんの有様。後悔はねーけど!

Vote Show - The Anniversary Stage

2018-07-22 21:53:35 | げーじつな日々
本番日まではこの記事がTOPに来ます


最近、巷で話題になっている都市伝説がある。
「あるゲームをクリアー出来たら、どんな願いでも叶えます」
と言うメールや手紙が突然、何処からともなく届くという。

それだけなら、ただのチェーンメールや広告の類だと捨て置く。
だがそこには【絶対に自分しか知らない何か】が書かれていた。

誰も知らないはずの【自分の欠片】を見た者達は、
一縷の望みと、一抹の不安を胸に、指定された場所へと向かう。

…そこは、何もない無機質な部屋だった。
徐ろに、2人の【キツネ】が語りだす。

告げられた目的は【その部屋から脱出する】こと。

脱出方法は【Vote、投票】を3回成功させるだけ。
5ゲーム以内に部屋から脱出すれば、願いが叶うのだ。

しかし、その部屋には裏切者が紛れている。
そして、もし脱出に失敗すれば…

【死】

誰が味方で誰が敵なのか!?
新感覚・疑心暗鬼ゲームショーの幕が開く。


と、いうことでまた舞台に立ちます。
Vote Show
先日のルーキーステージからの参戦となります。

《公演日程》
18日(水) 19:30〜【1】
19日(木) 19:30〜【2】
20日(金) 14:00〜【3】 19:30〜【4】
21日(土) 11:00〜【5】 15:00〜【6】 19:00〜【7】
22日(日) 12:00〜【8】 17:00〜【9】

※開場は開演時間の30分前になります

☆氷魚君の参戦日赤字の日。

《場所》
北池袋 新生館シアター

〒170-0011
東京都豊島区池袋本町1-37-8
中村ビル2F

◯東武東上線・北池袋駅(池袋から1駅)より徒歩30秒。
 改札を左に出て4軒目のビルの2F(1Fはスリーエフです)
※特急・急行・準急列車は通過しますのでご注意下さい。
※埼京線・板橋駅西口より、徒歩10分。
※池袋駅北口より、徒歩18〜20分。

《チケット》
前売り・当日共 3,000円 (全席自由)

予約サイトは こちら になります。

このVoteShowが2年目を迎えたとのことでThe Anniversary Stageの冠がついています。
その記念にふさわしく質量ともに凄いの出演者!
氷魚君が埋もれるかどうかをお楽しみいただけますぞwww

《更新履歴》
5/18 記事作成
6/5 チケットリンク作成
6/8 参戦日確定

今回の所要時間は2時間でした

2018-07-21 10:20:56 | げーじつな日々
出演者の人となりを紹介するのが好きなんですよ。
今回は紹介ムービーがあったのでそれに併せて一言コメント載せていました。
が。
大人の事情でムービーが(現状)ない方もいるので、前回記事で紹介しました。
が。
それでもカバーできなかった方もいるので今回記事で補足する形。
いつも通り土下座準備はしているぞ!

<asyulan>
命名のセンスがバツグンのVoteの魔女。
https://www.youtube.com/watch?v=3CuliVWxVdc

<伊豆原友美>
そっと世界の"足りないところ"を補うおねーさん。
推理もバツグンなんですが、推理を捨てたときが一番輝いている気がする。
なお、弱点はシモネタ。

<板橋徹>
ロッテファン。今度キラメキラリを歌いましょう。

<加倉井健>
スーパー戦隊とときメモとセクハラ担当のオジサマ。
うっかりすると一気に場を持っていくので油断ならねぇ
インプロユニットのオセチ・オ・セッチの1人。

<栗原新奈>
ノリツッコミを完備した美少女。
試験期間中にもかかわらず出演を決めたツワモノでもある。
練習通して一番伸びたのが彼女だと思うので本番を経験することでさらに輝くと予想。

<進藤恵太>
ルーキーステージからの付き合い。
経歴聞いたら全然ルーキーじゃねぇという経験豊富な役者。詐欺だ!
気弱な演技に定評。

<田沼ジョージ>
最近はNJのおもちゃ。

<早さきえこ>
飛ぶ鳥を落とす勢いのインプロ団体platformの名女優。
受けの技術が半端ないのでその技術に震えてほしい。
年間100ステージは伊達じゃない!

<星乃圭吾>
実はオレと出演が全かぶりという縁。
https://www.youtube.com/watch?v=DebH-eZxmoo

<横舘氷魚>
野球だけじゃなくてプロレスも好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=Dpv1GylaJ8k

<浅川直樹>
のーびーあのーらいふ
https://www.youtube.com/watch?v=R3SNw0QbNAk

<大塚健吾>
ギリギリカレーで有名なボドゲ作家。
なにを考えているか読めない表情が好き。
気がつくと話の中心にいるんだよなぁ

<小島啓寿>
この人がいればなんとかしてくれるという安心感。

<シモン>
濃くてデカくて上手い
https://www.youtube.com/watch?v=xl6Aw3_VgpA

<筒井大海>
脱げるほど体ができているのかが楽しみ
https://www.youtube.com/watch?v=mKnLQz5TYqc

<ひろせなおや>
控えめにいって神。
これぞプロ!という演技を見せ付けてきます、惚れるわ。
SNSゲーム「SHOW BY ROCK!!」などでも活躍中。

<Momo>
Vote古参の一人。
怪しいはずなんだけど、なぜか怪しくない立ち位置にいる、不思議!
当日は朝から出ずっぱりなので体力は持つのかな?

<NJ>
たっつんとの薄い本を誰か作ってください。
https://www.youtube.com/watch?v=hpJLEc5Oc3k

<戸草内淳基>
将棋も指すようなので今度一局やりましょう

<羽田洋>
カレーをこよなく愛する役者兼カメラマン。
氷魚君のツイッターに載せたメガネ写真(イケメン風)を撮ってくれた。
被写体がアレでもそれらしく見せる技術って凄いな!

VoteShow スポーツサイト風紹介(18日分)

2018-07-11 01:07:55 | げーじつな日々
本番も近づいてきたのでちょっと捻ったメンバ紹介。
あくまで氷魚君視点だからね!
あと、関係者各位から怒られたら秒速で消すくらいの気持ちですw

【18日(水) 19:30】
☆みどころ
何年目の選手でも緊張感はぬぐえない開幕戦。
この大事な初戦にわっさん監督は田沼、西森、日向、星乃、ヤマガミというVoteルーキー5人を投入する攻めの采配。
それだけにキャリア豊富な狐の2人の手腕からは目が離せない。
また、サテライト(ルーキーステージ)から上がってきた石井、横舘も楽しみな存在。
特にMVPを獲って登ってきた横舘が同じように輝けるのかに注目。

☆スターティングオーダー(+筆者一言)
・石井寿美
ルーキーステージからの参戦。
わっさん監督と同じ師を仰ぐ演技派女優。
推理がおいつかなくてときどき目が泳ぐのが玉に瑕。

・NJ
モデル体系から放たれる理論整然とした推理は力をもって場を制す。
たまにキャパを超えてポンコツになるところが萌えポイント。
風格もあるけど実はVote本公演は2回目とか噓としか思えない。

・田沼ジョージ
わっさん監督イチオシのルーキー。
ベテラン勢に負けぬ本公演4回もの出演がそれを裏付ける。
美しくもキレのあるアクションはメンバ随一!

・戸草内淳基
業界では知らぬ人はいないほどのインプロバイザー。
その裏打ちされた経験と実力は説得力十分。
練習ではジョーカー率が高かったが本番では果たして?

・西森魅萌
人狼アイドル、通称「ぽんちゃん」
ぽわーんとした見かけに反して脳の回転はさすが人狼勢というところ。
彼女の推理はだいたい当たるので刮目せよ!

・日向大祐
飄々と場を泳ぐマジシャン。
柔和な表情、物腰とは裏腹にそっと死神を渡してくるのは職業柄か。
そしてでるのか!?幻の大技タップダンス!!(なお本人は強く否定)

・星乃圭吾
甘いマスクの現役バリバリの地下アイドル。
…の割には稽古場でのえぐい下ネタが多い気がする。
本番で飛び出しても引かないでいただけると幸いです。

・横舘氷魚
ルーキーステージからの参戦。
自他とも認める煽り屋で「稽古後が本番」とのたまうビール屑。
ダミーミッションが最近のブームらしい。

・ヤマガミコトノ
「自分、わっかんないんすよー」といいながら騙してくる現役女子大生。
彼女の笑顔は天使か悪魔かジョーカーか?
きっとゲーム慣れした人ほど彼女に翻弄されること間違いなし。

・渡辺りえ
ボドゲとお酒のおねーさん。
ここ一番の切れ味鋭い立ち振る舞いはファン多し。
Vote古株ならでは卓越した推理を見逃すな!

・板橋徹(狐)
座・シトラスの誇るトリックスター。
…はいいのだが、狐の時にその素質を爆発させてしまうのは怖いような面白いような。
やりすぎたときにくる翁からのツッコミは必見。

・小島啓寿(狐)
先日行われたインプロの祭典で準優勝という文句なしの実力者。
メンバーのインプロ指導もしてくれる頼れる兄貴分でもある。
なお、最近の得意技は実写版クマのプーさん(英語)。


さぁ、この開幕戦。
この個性的なメンバーと一緒に物語を紡ぎましょう!

「ターナー 風景の詩」にいってきました

2018-07-10 01:22:12 | げーじつな日々
好きな画家のひとりであるW・ターナー。
人気があるようで最近やった気もしますが、また特別展をやってくれるとのこと。
いいものは何度でもガンガンやってください。
つまりフェルメールも何回来てもええんやで。

さて、内容。
旅に旅を重ねたターナーの生き様を追っていくような展示でした。
ターナーの絵画を版画にしたものも展示してあり、オリジナルと比較ができるという面白い展示も。
版画なんて白と黒しかないのにも拘わらず、ターナーの”光”をちゃんと表現している恐ろしさ。
なにこれ、天才かよ!(天才です)

大航海時代好きとしてはやはり海を描いた作品が好みなんですが、やはりターナーは味がある。
<海景-海洋国家に生きて>というタイトルで特集してくれる俺得内容。
はー、たまりませんわ。

と、いうことで気に入った作品を何点か。

●《嵐の近づく海景》



船がね、いいんですよ。
嵐の影が覆ってくるときにそれぞれの船の翻弄される感じにグッときます。
解説曰く、すべて船種は違う模様、やりおる。

●《サン・ゴタール山の峠、悪魔の橋の中央からの眺め、スイス》



当時の山越えの大変さが伝わる一作。
多少の誇張表現があるとのことでしたが、壮大さや雄大さ、恐怖などをぎゅっと詰め込んだのかなという感じ。
高所恐怖症の人の感覚に近いのかな、この恐怖感。

●《ルアーヴル》



ルアーブル好き(注:ボードゲームの方)としてはやはり興味津々。
夕方の港町という空気感が出ていて好き。
ほっとするんだよなぁ

●《ストーンヘンジ、ウィルトシャー》



空の稲光。それに打たれた羊飼いと羊。そしては背景は巨大遺跡のストーンヘンジ。
色々な情景が組み込まれたドラマチックな作品だと思いませんか?
ちなみに真横にコレの版画も。
白黒になることで稲妻がより際立っているというのも面白かったという感じ。
色が減ることも表現なんだねぇ。


はー、これはなかなかあたりの展覧会でありました。
幸せ。

【悲報】記事が消えた【もう気力ない】

2018-07-07 08:30:37 | げーじつな日々
ヌード展についてガッツリ長文書いていたけど操作ミスで消えた事実。
書き直す気力はさすがに失せたなー。

常設展の方にあったヌードの方がぐっと来たということだけ書いて終わりにする。

●《Stereotype08》(諏訪 敦)



諏訪氏のシリ一ズ「Stereotype」
日本人のステレオタイプと言われる、例えば「東洋人=合掌」「女性は直毛の黒髪」など正誤に関わらず、その情報だけをあきらかに示したモデルを克明に描写した作品群。
画面の上では、ある日本人像へのリアルさを超絶描写で追求しながら、どこまでも物事の本質に到達出来ない 皮肉な「ずれ具合」を作品にしている。

なるほど。
まぁ、でもわかりやすくて好き。

ほんとおもろかったです、マジで!

2018-05-17 21:39:44 | げーじつな日々
黒虹サンゴさんの『ほんとおもろかったです、マジで!』を観てきました。
知り合いがいるわけでもなく、ただただ題材というかテーマに惹かれて観劇。

観劇終わり、正直全然面白くなかったなあ。でも普段お世話になってるし面会しないと。
なんて言おう、この舞台の面白かったところ、ところ…やべ、でてこない、ちくしょう。ああ、でもなんか言わないと、何か言わないと…ああ、ああ、…ほんとおもしろかったです、マジで!
小劇場でもがき苦しむ役者を通して、演劇界をディスりまくります

¥4000という決して安くない価格設定なのでギリギリまで悩みましたがwww

と、いうことで観劇。
そして俺の第一声。

「えっ?終わり?」

なにを伝えたかったのかが正直わからなかったなぁ。
裏側(というほど深くもないけど)を見せた後のそこからのメッセージを期待していたけどなにもなし。
「結」を観客に委ねるっていうためには材料不足じゃないかな。
求めていたものでは無かったというか、もうちょい踏み込んだ内容が欲しかったというか。
俺みたいな団体や役者目当てで行かなかった客層が求めていたのは【演劇界をディスりまくります】の個所だと思うんですよ。
Disらしいものは無く、暖かな皮肉(変な日本語だなw)に満ちていた舞台だったので、こう…なぁ!

とはいえつまらなかったのかいうとそうではなく。
役者陣の表現は素晴らしく惹き込まれたし、セットの使い方なんかはなるほどと唸ったし。
ドロドロの暗い感じのテーマに対し、内容はコメディタッチで展開したので観やすかったし。
足りないなぁと思ったのは事実ですが、演出家の世界観は俺の好みな気がします。
他作品も観たいと思える劇団さんでした。
…でも¥4000はちょっと辛いかな、やっぱり。

<おまけ雑感>
俺自身が「役者で生きていく」「芝居に就職する」という勇気も覚悟も持つことができなかった人間でして。
大学卒業の際に一般会社に就職することを選んだことを思い出しました。
芝居に就職するリスクをとり、そして生きている役者を本気でリスペクトしています。
皮肉ではなくマジで。
俺はサラリーマンをしながら芝居を行うという”趣味として”芝居と付き合うスタンスで生きています。
だからこそ”仕事として”芝居を選んだ役者には俺を超えたものを要求してしまうのかなぁとぼんやり思ったり。


Vote Show - The Rookie Stage

2018-02-25 16:12:43 | げーじつな日々
1/27(土)にVote Show - The Rookie Stageを行ってきました。
観に来ていただいたお客様、および観に行けなかったけど応援してたよ!という皆様に感謝を。

さて。
約4年ぶりの伏線を回収すべくオネェを演じてきました。
事前にオカマバーにいって勉強したかったけど、時間(と勇気)が無かった。
まぁ、「お前はオネェのなんたるが解っていない!」と熱く語ったHUMI君を拉致って今度行くことにしますwww

前回出演させていただいたPika☆kikaさんのものから約二年。
あの頃と比べてどうなんだろうなぁと比べようがないことをぼんやり思ってみたり。
人間的な経験値は幸か不幸か積まされてきたのでそれが生きたのかも。

後日、このルーキーステージが放送されるようなことも言っていたので、興味ある方はVote Show公式ページをチェック!
まぁ正式発表されたらここでも書くと思いますが。

<今回のステージで思ったこと>
・若いと見えないものがある
・技術というのは確実に出る
・某氏に言われた「観るのが辛いくらい下手」というのはやはり納得できねぇ。結果だしたぞゴルァ!
・どうやら過去とは決別することになる
・台本芝居もやりたい
・体力をつけよう
・もっと勉強したい

わー、氷魚君、恨みつらみが漏れ出てるー
我ながら暗いモチベーションでワロスワロスw
でも、そういうものも全部含めて演って、認められ、評価されたので…もういいかな、と。

『あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ』(中島みゆき/時代)

楽しかった、そして殺された過去は過去としてもう清算するか。
新しいステージで演っていこうと決意。
インプロも楽しいけど台本芝居もやりたいしいろんな演出家に触れてみたい。
世界を広げてみようかなという、そんな経験でした。
(余談ですが樹さんのWSと内容と稲垣さんのお話、共通項が無茶苦茶あって驚いた)

今回は公開オーディションということで次回以降の本戦に参加できるかの正式発表待ちですが、合格となりましたらまた応援していただければ思います。

怖い絵展に行ってきました

2017-10-14 00:16:22 | げーじつな日々
兵庫の後は東京にやってきた「怖い絵展」を上野でみてきました。
朝から雨が降っている悪天候。しかも平日!
と、くれば人も少なくゆっくり鑑賞できるだろうと思っていたらまさかまさかの長蛇の列。
この展覧会、10/7からスタートのため、まだまだ初動の勢いがあった模様。

なんとか入場したはいいものの狭い会場内のこと、絵画をじっくり鑑賞という感じにはならず。
特別展の内容は悪くなかったものの、上記のように悪環境のため採点は辛め。
興味ある方はもうちょい落ち着いてから行った方がよさげです、はい。

そんな中、気に入った作品を何点か紹介。

●《オデュッセウスに杯を差し出すキルケー》(ジョン・ウイリアム・ウォーターハウス)



ホメロスのオデュッセウス(古代ギリシャの物語)のなかの一節で、キルケー(魔女)がオデュッセウス(主人公)に杯を差し出す場面を描いた作品。
キルケーの目線がたまりませんね(ドM的発言)。
美女の「高慢」と「残忍」をありありと表現した逸品。

●《マドンナ》(エドヴァルド・ムンク)



怖ぇよ(直球)
マドンナの目が本気で怖い。ってかやばい。夢に出そう。
「命」「死」「愛」をテーマに生涯にわたり描き続けたムンクらしい作品。
額縁の胎児と精子がまたムンクらしいというかなんというか。

●《レディ・ジェーン・グレイの処刑》(ポール・ドラローシュ)



本展覧会の目玉。
〝ブラッディ・マリー〟ことメアリー1世が最初に処刑したイングランド初の女王であるレディ・ジェーン・グレイの最後の一幕。
かと思いきや実は!
真相はぜひとも会場で絵を見て、その後に出口の解説ビデオを見て確認してくださいな。
しみじみと作者のドラローシュの意思が、伝えたいメッセージが、強く強く表現された大作。
そら夏目漱石も心打たれますよ、いやホントに。

●《彼女》(ギュスターヴ=アドルフ?モッサ)



えっろーーい。
と、思ったがよく見ると彼女が座っているのは男性の死体の山。
"マン・イーター" 男を喰う女、"ファム・ファタール" 男を破滅させる魔性の女、どちらを描いたのかそれとも両方か。
この展覧会で一番印象に残ったし好きだなぁと思ったのがコレでした。


さて、毎回言っている気がするけど音声ガイドはもうちょいなんとかならんものか。
絵の横に飾ってある解説を同じように読むだけなら音声ガイドはいらないんですよ。
プラスアルファを期待してガイドを購入してるわけなので、内容をもうちょい…ね。

と、いうわけで「怖い絵展」は12/17までやってる模様。
興味があれば見ていただき、俺と感想をぶつけあいましょう!

レンブラント リ・クリエイト展2016に行ってきました。

2016-08-19 22:13:19 | げーじつな日々
8/15にタイトル通りレンブラント リ・クリエイト展2016に行ってきました。
本当は盆明けだしコミケで東京泊した人とかが覗きに来たりして混みそうだなぁ、別な平日に行きたいなぁと思っていたんですが、己のシフトを見たら9月まで土日休みしかない事実!
鏡視下ないやん!と慌てて飛び出したという事前準備ゼロでの突撃であります。
まぁ、いつものことなんですがwww




なるほど、複製か。
複製であればネットで見るのと変わらねぇって気もしますが、まぁレンブラント作品をテーマごとにまとめて見れる&解説付だしいいかなと思い入場。
気に入ったものは写真撮影できるしね。

【感想】
ホンモノの力って確実にあるな!
いや、作品はどれもいいもので素敵だなぁとは思うんですが、琴線に触れないというか響いてこないというか。
技術的なものやテーマ、表現、視点というものに頷きはするものの「これを見に来れて良かったー!」というものは無かったかな。
なんというか訴えてくるパワーが足りない。
きっとホンモノであれば違った感想なのかな…とちょっとさびしい気分。

とはいえ、紹介が0というのもアレなので、オレが社員で保管したものをいくつか。

●《額縁の中の少女》

手の表現が細かい

「トロンプ・ユイユ」(目を欺く)という技法を用いた作品。
壁の向こうに生きた少女がいるかのような錯覚を与えてくれました。
うーん、でも前に見た《ひだ襟をつけた男の肖像》(フランス・ハルス)の方がやはり存在感はあったなぁ(台無し)

●《読書をするティトゥス》

美少年

ティトゥスはレンブラントの唯一生き残った息子。
凄く可愛かったんだろうなぁと思わざるをえない描写。
愛を感じるね。


本展は9/4まで。
いい展示だけど物足りないよねって語りたいので誰か行ったら教えてくださいwww

フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展にいってきましたぞ

2016-02-07 22:16:07 | げーじつな日々


フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展に行ってきました。
フェルメールとレンブラントというメジャーどころがやってくるとなればいかないという選択肢はないでしょう!
こういうのをちょいと気軽に行けるというのは…いやー東京って偉いなぁ。

で、内容。

●《水差しを持つ女》(ヨハネス・フェルメール)

フェルメールブルーは今回も映えてます

本展の目玉の一つ。
解説され過ぎているのでオレがここでなんか言ってもなーwww
と、いうのもアレなんでちょっとだけ。

フェルメールの試行錯誤、というか構図にこだわりまくった跡がちゃんと見えるのは面白い。
これはナマで見てニヤリとすべし!

●《ベローナ》(レンブラント・ファン・レイン)

コスプレ好きのオバサンではない

本展の目玉のもう一つ。
ローマ神話の戦争の女神ベローナを描いたもの。
…なんですが、ぶっちゃけそこらにいる二重あごのオバサンの顔。
いや、女神っていうならもうちょい美人に!と思ったのは俺だけじゃないでしょう。

と、思いきや。
どうにもこの絵の背景には、当時のオランダがスペインからの独立のための戦争というものが絡んでいまして、あえて普通の女性を女神とした描いたという背景が。
うーん、深い。


●《アブラハム・デ・ポッテルの肖像》(カレル・ファブリティウス)

表情も細かくて好き

レンブラントの最も優秀な弟子だったというファブリティウス。
天才は短命であるとばかりに爆発事故で亡くなり、生涯で10点あまりの作品しかないという、ある意味フェルメールよりも貴重な人の作品。

冷たい光という感じの色調もさることながら、個人的に刺さったのが右上の釘と銘という発想。
ほんとにすごい。
この効果によって作品がぐっと締まり、味わいが出てきているのがよくわかります。


●《女将と戯れる老人とバックギャモンに興じるふたりの男のいる酒場の室内、 通称「二種類の遊び」》(ヤン・ステーン)

タイトル長ぇよwww

レンブラントやフェルメールの時代の展覧会は行くため、この時代に活躍した画家も一緒に見てるわけでして。
その中でも勝手に覚えてしまった画家がこのヤン・ステーン。
この人の作品を見ると「よっ、また会ったな」と心の中で旧友にあった気持ちで挨拶しています。

で、なんで覚えたかというとこの人はメッセージ性が非常に高い。
ユーモラスな情景と一緒に社会的批判をさりげなく混ぜてくるスタイルが凄く好みなんですわー。


●《ひだ襟をつけた男の肖像》(フランス・ハルス)

黒の存在感

本展で一番気に入った作品。
ダンディというか威厳というか、もうオトナの魅力たっぷりオジサマでタマランッです。
手はわざとぼかすことによって動きを表現しているとのこと、なるほど。

うまく言えないのだけれども、この作品からは"本当にそこにいる感"を感じたんですよね。
息づかいというか現実感?実在感?というか。
是非とも本物をみて俺と同じ体験をしていただきたい作品です。


と、いうことで。
しみじみと静物画は面白いと感じられないんだなぁということを再発見www
見ていて風刺のある風俗画や小ネタがちょいちょいある風景画がやっぱり面白い。
正直、肖像画もあんまりピンときてなかったんですが、本展で評価がグンッとUP。
嗜好の幅が広がるのはいいですねぇ。

毎回文句をつけている気がする音声ナビゲーターですが、今回は当たり。
玉木宏さんの落ち着いたイケボと展覧会の空気感がマッチしていてとてもよかったです。

トータルとしては満足!
久しぶりに図録を買っちゃうくらいには満足した展覧会でした。
3/31までなので興味がある人には本当にお勧めです。

※行く前に今回もやっている山田五郎のよくわかる「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」を見てからいくとより楽しめると思います。
オススメ!