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アテネ五輪 グループリーグ 日本1-0ガーナ戦 感想

2004年08月19日 | U-23日本代表
予選敗退が決まった3戦目。最初から攻撃陣はゴールを目指す
姿勢が見え、守備もしっかり集中しておりました。

そして前半37分、センターサークル付近からの菊池の
ロングパスを大久保が頭であわせて先制!その後も
落ち着いた試合運びで後半はじめのガーナの攻めの時間帯も
しっかり防ぎ最後にして1勝をあげることができました。

これまでの2戦は開始直後の失点、予期せない1人目の選手交代
が全ての流れを決めたのかもしれません。
それによって、選手それぞれが自分のプレー、ポジションを
見失っていたのか?見失わされたのか?

2年間が無駄とは言いません。ただ、選手のテストは
繰り返したが、戦術のテスト、成熟は出来てなかった
という結果は残りました。
これは山本監督個人というよりも日本サッカーとしての
戦い方の一本化という課題になるかと思います。

今回評価したいのはFW。大久保は3戦ともにノッテましたね。
個人的には高松の動きが良かった。彼は中山タイプの人間だと
ようやく気づきました。日本の中では身長があるためにポスト役
をさせられる時がありますが、たかだか182㎝の身長です。
最終予選含めて真ん中でボールを受けるプレーをせずにサイドに
流れるプレーが多かったのでなんで?と思ってましたが、
彼こそが世界基準で自分を見てプレーしてたのかもしれません。
今後が楽しみです。

3戦を戦い選手、コーチ陣は課題を見つけ新たなる挑戦をする
のは当然です。日本サッカー界全体もこれを受けて次のステップ
に上がって欲しいです。

さて、アテネ備忘録も山本監督は書いてくれるかな?