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Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

“Tilt”時代

2016年09月16日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

※はじめに・・・先日、記事カテゴリーを少しばかり細分化致しましたので、ご報告させていただきます。

さて、今日は久しぶりに鉄道模型ネタをお送り致します。

考えてみれば、模型記事は“Shibuya Hikarie”号1で停滞しているんですよね・・・。
まだ鉄道写真も消化しきれていませんので、折を見て少しずつ模型ネタを混ぜていこうかと思っております。何卒ご了承ください。

本日の主題は・・・

TOMIXのキハ261系1000番台(6両・限定品)です。北海道の車両が好きな友人に感化され、購入しました。登場時はスーパーとかちのみでしたが、現在はスーパー北斗でも運用されています。


今は懐かしい“Tilt261”のロゴが入っていた頃の姿です。そういえば、TOMIXでは年明けにこの形式の新塗装を発売するようですね。ということは、“HET261”のロゴの車両も出すのか???それにしても流石TOMIX、大変結構な出来ですね。


せっかくなので、この模型をよりリアルにしてみました。
材料はTNカプラー、座席カバー、タムタム室内灯(白色5、暖色1)です。


各車をばらしていきます。模型ではヘッドライトが全て白色LEDで点灯します。
しかしながら、実車は貫通扉両脇の2灯(それぞれ大きい方)と運転席上部の2灯が電球色(←もしかしてシールドビーム?)なので、
ライトユニットも外しました。先頭部分を少し広げるようにするとポロっと取れました。ああ、怖かったなぁ・・・

↑もしこのように挑戦する方がいらっしゃいましたら、紛失や破損には十分ご注意ください!!
当方では一切の責任を負いかねます。読者の皆々様の自己責任でお願い申し上げます!!





ライトユニットとは別に、貫通路の窓と一体になったパーツもあります。そのままだとライト部分の青塗装が反射して見えてしまうため、縁をサインペンで黒く塗りました。
これとライトユニットは、紛失しないように小さい袋(Ziplockみたいなものが望ましい)に入れておくのが良いでしょう。


座席には写真のように、カバーを貼りつけていきます。集中力が持続すると、2.5両くらいいけます。
但し、作業後はとてつもない疲れに襲われます。慣れない方は説明書き通り「1日1両」が良いでしょう。


解体したついでにクーラーを再塗装し、スミ入れをしておきました。中々良い感じに陰影がでました。


床下機器(おそらくエンジン)の一部は、スーパーステンレスを筆塗り。黒づくめの床下に変化がついて良い感じになりました。


今回のディテール・アップ最大の難関は、ヘッドライト(前述)の色差しです。
電球色っぽく見せるために使用したのは、TAMIYAのクリアーオレンジです。
この写真(キロ)と下のキハは、完成した状態です。あまりに濃くしすぎて後悔するのは嫌なので、これくらいにしました。
クリアーオレンジは、あまり薄めずに且つ少しずつプリズムの表面に塗っていくと良いと思います。


両車で色合いにバラツキが出ないように気を付けなければなりません。この作業で延べ4時間を費やしました。
悪くない出来になったのではないかと思います。苦労した甲斐があった・・・


全6両をくみ上げた後は、転写シートを片付けます。こちらは1200番台車両の簡易運転台準備工事を表現したものです。
幌と雨樋の間に転写するので、これもちょっと大変でした。もし可能なら、印刷済み表現にしてほしかったですね。


最後は、両先頭車の前面窓ガラスに編成表記を転写して、作業は完了です。

といったところで本日はお開きです。キハ261系1000番台のグレードアップのお役に立てれば幸いです。
次回もどうぞお楽しみに!

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“Shibuya Hikarie”号改良記1

2015年05月02日 | 鉄道模型
皆様お久しぶりですね、Mr.Cloudです。

今日からゴールデンウィークが始まりましたね。
私はこの期間に・・・


東急5050系4000番台4110F“Shibuya Hikarie”号(G.M.)への加工を更に進めようと思っています。
それにしても、黄色の屋根が目立ちますね。

先月に入場し、少しずつ作業を進めております。今日は現状報告をさせていただきます。

まずは床下機器(デハユニット)から!

パンタグラフ無しデハの床下(山側)。上は加工後、下は加工前となっています。(以下3枚も同様)
オリジナルのものはSIV装置があまり立体的ではないので、東武50000系列のSIVに交換しました。また、実車に則ってエアタンクを海側から移設しました。


パンタグラフ無しデハの床下(海側)。エアタンクの個数以外に相違はありません。


パンタ2機付デハの床下(山側)。これに関しては製品オリジナル状態を維持することにしました。
因みに、パンタ1機付きデハの場合はフィルタリアクトルが1つだけとなります。


パンタ付デハの床下(海側)。SIVと同理由により、インバータ装置を東武50000系列のものに交換しました。

次は先頭車!

今回の加工に際し、スカート周りをオリジナルのパーツからKATOの東急5050系4000番台の床下ASSYパーツに付いているスカートに換装することにしました。


床下から切り取ったスカート(KATO)をバラす。このように解体できるので、再塗装がラクに出来るのは嬉しいことです。


ライトユニット。サイドが真っ黄色だったので、黒く塗装する際に使ったマスキングテープとサインペンを用いて黒くしました。


G.M.のパーツに実物そっくりの保安装置が見当たらないので、こちらもKATOのASSYから頂戴することに。


最後に、先頭車を仮組み立てしてみる。KATOのスカートを仮付け、行先表示周りをサインペンで色差ししてあります。

加工はまだまだ序章・・・合間をぬって作業を進行していこうと思います。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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EF81をよりリアルに!!

2015年04月01日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今後は天候が冴えないため、お花見シーズンは早くも終盤ですね。

そういえば、「花見をするなら明日迄に。」とスマホのニュースに出ていました。
私はまだ行きたい所を周遊し切れていないのですが、読者の皆様はいかがでしょうか?

さて、今日は私が持っているNゲージの電気機関車の中で最大勢力を誇る
EF81の一部をご紹介しようと思います。


本日の主役は田端運転所に所属する(していた)この4機です。
(左から97号機、80号機、133号機{以上、北斗星色}、92号機{カシオペア色})

左の2機はTOMIX製、右の2機はKATO製です。
購入当初、パンタグラフや高圧線周りの碍子は
シルバー系のプラスチックで表現されていましたが、
いずれも実車に即して、碍子部分に緑色を塗布しました。


作業風景その1。高圧線と一体成型された碍子は、そのまま着色します。
上に挙げた写真はパンタグラフですが、これについては先に全体をプライマー、GMカラーNo.9の順にスプレーし、パンタ本体を灰色にしておくと良いでしょう。


作業風景その2。碍子に塗布されたグリスの再現する際、私は写真右上に写っている塗料を使用しています。おそらくこれが実物に最も近い色だと思われるのですが・・・。


作業風景その3。面相筆で慎重に塗っていきます。


先程の面々を上から眺めてみる。
以上に挙げたことだけでも、実車にグッと近づくこと請け合いです!
この他に、抵抗器カバー、屋根板、スノープラウを再塗装してあります。

さて、この4機の中で「地味に」異彩を放っているのが・・・

田端のEF81の中で唯一上越線仕様の133号機です。
この模型はKATOのヒサシ付きEF81から改造(確か2011年晩夏に施工)しました。それから3年以上が経過したため
去年12月から重要部検査を施工、先月中旬に検査を終えました。
これに際してスカート部分をジャンパ栓、エアホース等でより賑やかにしてみました。
ここまで手を加えたのは初めてなのですが、中々良い仕上がりになったと思います。


因みに、実車は、豪雪地帯を貫く上越線でも安全に走行できるような改造がなされています。
(例:ツララ切り、外付け型スカートステップ、大型スノープラウ、etc.)


この重要部検査と同時に、ライトユニットを電球色LEDに換装しました。
しかし出場間もなく、知人との合同運転会の最中に不具合が発生し・・・


緊急入場していましたが、動力ユニットと台車を総入れ替えして復活!!


つい先日まで自室の留置線で試運転を行っていました。その際に、双頭連結器の134号機と133号機を並べてみました。番号が1つ違うだけでこんなにも風貌が・・・。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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VVVFインバータ試作車と言えば・・・(後編)

2015年03月03日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

3月に突入し、今日は雛祭りですね。
近所の梅はもうすぐ満開になりそうです。春は着実に近付いている模様・・・

さて、本日は前回記事の続きということで、模型改良を通じて発見した
東急8500系8642F(G.M.)の床下機器に関する相違点をお送りいたします。

床下機器いじりの参考になれば幸いです。

(これ以降の写真について、特記がない限り全て海側の機器配置です。)

まずは、コンプレッサー(以下C.P.)付きデハ車について。

1号車のデハ8642。HS-20型C.P.(右端)と4つの小さな機器箱が目立っています。
「デハ」ですが、床下は意外とスカスカ。



一方、デハ0818、0802、0809はこんな感じ。
C.P.の位置は同一ながら、左方の機器数は3つになっています。
更に、最初に挙げた写真と比べると、左側ドアの真下にある機械が小さいです。

次にVVVFインバータ試作ユニットについて。(以下4枚は、デハ0718です。)

その1。大半は、製品に付いていた床下機器パーツを流用しています。


その2。「これはちょっとなぁ。」というものに関しては、類似形状の床下パーツを移設してあります。


山側その1。左からブレーキ・コック類、ブレーキ制御装置(以上を東急9000系より)、フィルタリアクトル(東武30000系より)、VVVFインバータ(製品オリジナル)。


山側その2。因みに、全ての床下パーツと台車は再塗装を施し、重厚感をもたせてあります。

尚、もう片方のデハ8799の床下機器配置はほぼ同一ですが、
制御装置とフィルタリアクトルの形状が若干異なります。


次に界磁チョッパ制御装置を積んだデハ車について。

軽量車であるため、写真左寄りのドア下にある機械は2連箱におさめてあります。(非軽量車は3連箱。)


ズラリと抵抗器が並ぶ山側。

最後にサハ8900について。

サハ車にはSIVが搭載されています。それ関連の機械が足りなかったので、左端に追設しました。


3号車のサハ8979はIRアンテナ搭載車で、無線装置が右端に取り付けてあります。
※台車の駆動範囲に十分ご注意の上、取り付けることがポイントです!!※
尚、8号車のサハ8974にこれは搭載されていません。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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VVVFインバータ試作車と言えば・・・(前編)

2015年02月25日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

本日は久しぶりに模型の話題を取り上げます。その主役は・・・

東急8500系8642Fです!! 昨年に購入して以降せっせと手を加えておりました。

さて作業についてですが、最も苦労したのが先頭車(↑)に付いているスカートの加工でした。これらのスカートは他の編成のものと形状が異なります。そのため、不要な部分や彫刻表現は全てカッターで丁寧に削り落としました。


こちらは製品オリジナル状態。(当編成は写真左端。)
スカートの両端の出っ張りを撤去します。写真はデハ8642ですが、デハ8542も同様です。
スカート本体やフレームはすぐに変形してしまう程デリケートなので、細心の注意を払う必要があります。
作業時は十分ご注意ください!!


編成全体を上から撮影。写真上から10、9、8号車と続き、一番下が1号車です。
それにしても8637F同様、モデラー泣かせの変則的なクーラー配置ですね。


パンタグラフ周り。以前連載した8606Fと同様、パンタグラフに再塗装と色差し、ヒューズ箱に再塗装、避雷器に色差しを施しました。ものの15分程度で終わってしまう作業ではありますが、リアリティの追求に一役買うこと請け合いです!!


そして今回は全車の屋根板にも加工を施しました。東急8500系(軽量車体仕様)の屋根は、よく見ると表面がブツブツしています。これを再現するため、本塗装前にプライマーをサッと薄くスプレーしました。その後に1分くらい乾燥させてからグレーを塗装すると上の写真の様な状態になります。


更に、今回は8642Fにタムタム室内灯(幅狭・白色)を搭載しました。


友人から勧められて試験採用したのですが、いやぁ~、綺麗ですね!!
そして何と言っても安い! 少しずつ他の模型にも取り付けていこうと思います。

といったところで本日はお開きです。次回(若しくはそれ以降)に続きをお送りする予定です。
どうぞお楽しみに!

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