goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

京成3500形(更新車)改良記1

2020年05月10日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

一部地域で緊急事態宣言が延長され、長期戦の様相になってまいりました。自粛疲れが溜まり、どうしても気が緩みがちになってしまいそうな折ではございますが、読者の皆様もどうかご自愛くださいませ。

さて、本日はG.W.中にTOMYTEC「鉄道コレクション」シリーズより、京成3500形更新車を走行可能化と気になった点を改良したので、こちらをお送り致します。今回これを取り上げたかと言うと………

写真のような2+4+2や4+2+2といった変則的な編成を実際にNゲージで再現したかったからです。(上の写真は、当ブログの約3年前の記事より再掲。)乗務員室の機能を維持しつつ、中間車両と連結する現役車両は非常に珍しいですよね。


今回はセットA(3532F。上の4連)とセットB(3544F。下の4連)を改良致します。実車では、残念ながら3532Fが既に廃車されています。調べによると、そちらは更新車の廃車第1号だとか…。大規模更新しているとは言え、登場から既に40年以上経過しているものが大半なので、致し方ないですね。


まず、走行可能にするため、パッケージの記載に従って必要な物品を用意します。


オリジナルの姿。ボディ周り以外の部品を片っ端から再塗装するため、クーラー、ダミーのパンタグラフ、避雷器、ヒューズボックス、床下機器を取り外して、屋根板、ボディ、下回りに分解していきます。


パンタグラフはGM8番で、台車はプラスチック製車輪を取り外して、GM14番で再塗装します。因みに、プラスチック製車輪は、敢えて保管しておきます。というのも、レイアウトに機関区や検車区を作る際、建物の隅や建屋内に車輪を置いておくと、よりリアルになるからです。そのまま置くも良し、エイジング塗装で錆びてくたびれた感じにするも良し。お勧めですよ!!


今回は全車両TNカプラーを使用するため、スカートに付いているダミーカプラーとカプラー受けを切り取っておきます。こちらは非常にヤワなので、作業時は細心の注意が必要です。そして、製品ではスカートがシルバーに塗装されていますが、実車に則してGM9番で再塗装します。


再塗装準備風景。再塗装の際にパーツを固定する台座として、私はいつもTOMIXの機関区建屋の両端を保護するのに付属している発泡スチロールを使用しています。穴は簡単に空きますし、持つのに丁度良い部分があるので、もう何年も気に入って使っています。


屋根には再塗装前にモールドを切削し、ピンバイスで手摺りを植え込むための0.3mmの穴を空けておきます。お恥ずかしながら、穴を空けるのに出だしで2度もドリル刃の先端を折ってしまいました。鉄道模型を触ってこなかったブランクが如何に大きかったか、改めて痛感致しました……今後は定期的に鉄道模型と触れ合いたいと思います。

この先長くなってしまいますので、本日はここでお開きとさせていただきます。次回もどうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。



鉄道ランキング


EF65形1000番代直流電気機関車三題

2020年05月06日 | 鉄道模型
皆様、こんばんは。Mr.Cloudです。

新型コロナウイルスの影響により、今年のG.W.は異様な様子で幕を下ろそうとしています。このような「静かなる長期休暇」が今年限りで終わってくれれば良いのですが…………

さて、本日は最近小改良を終えたEF65-1000の模型たちをお送り致します。

今回も3両取り上げますが、前回と打って変わって全てKATO製です。

左からEF65-1103、1105、1108です。1103号機と1105号機は田端現行仕様とし、1108号機は製品のまま東京機関区時代としました。前者2台はスカートにエアホースを取り付けてみました。比較対象用として、後者は敢えてほぼ製品のままにしてあります。


エアホース取付作業風景。まずプライマーを吹き付けてから全体を黒で塗装しました。その後、連結器の右下脇に取り付けるものはコックとその周辺をグレーに筆塗り、左側に取り付けるものは同一箇所をグレーに筆塗りした後、コック部分にのみ白色を追加しました。


3両の屋根上。再現年代が異なると、同形式の機関車でもだいぶ印象が変わりますね。


因みに、パンタグラフは前回記事と同じ手順で塗装し、1103号機と1105号機は関節部分に赤色を色差ししました。1108号機は、国鉄時代にパンタグラフの当該箇所を赤くマーキングしていたか否か確証が持てなかったため、今回は省略しました。


1105号機と1108号機の比較。スカートが賑やかな方がよりリアルに感じます。因みに、今回の田端仕様2台は完成品ベースではなく、ASSYパーツから組んでまいりました。以下に使用したものの簡易リスト(各パーツ品番省略)を挙げさせていただきます。

○ボディ、モーター、パンタグラフ:EF65-1000後期型(JR仕様)
○スカート周り、台車(一体圧延プレート輪芯)、クーラー:EF65-1118(レインボー)
○黒Hゴムガラス:ラウンドハウス製EF65-1000黒Hゴムパーツセット



折角なので、TOMIXのEF65-1000(田端運転所)を出して比較してみました。KATO(写真右)のスカートステップが灰色成型色だったので、黒で塗装し、側面を白く色差ししました。線路に近い部分が黒づくめな分、メリハリがついて良いですね。尚、TOMIX製については、後日アーノルドカプラーから前回記事でご紹介したJC6375自連形TNカプラーに交換予定です。

最後に、完成を祝して撮影会を致しました。

ヘッドマーク掲出其の1。左から「さくら」、「みずほ」、「あさかぜ」。


ヘッドマーク掲出其の2。左から「富士」、「はやぶさ」、「出雲」。


そして、前回登場した車両も併せてEF65-1000(2000)の集合写真。装いを新たに活躍しているもの。登場時の色を纏いつつも、所属会社毎の事情に合わせて様々な改良並びに改造を受けたもの。オリジナルのものとその面影が薄くなったもの。各々に違いがあって本当に興味深いですね。

といったところで本日はお開きです。まだまだ鉄道模型の話題は続きます。次回もどうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。


鉄道ランキング

直流電機三題

2020年05月04日 | 鉄道模型
皆様、大変、大変ご無沙汰しております。Mr.Cloudです。

今からほぼ1年半前にちょろっと運用復帰して以降、
再び当ブログ更新から遠ざかっておりましたが、
本日より運用再復帰させていただきます。


引き続き当ブログへのご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


運用再復帰にあたり、新型コロナウイルス感染拡大に恐怖を感じる今日この頃、当ブログでは、撮影を自粛する代わりに鉄道模型メインで、鉄道写真を取り上げる際は過去数年の間に撮影したものを利用して更新していこうかと思っております。


さて、再復帰1発目の今日は3両の直流電気機関車についてお送り致します。
本日の主役たちは……

いずれもTOMIX製で、上からEF64-1030、EF65-1124、EF65-2139です。


これらに関しては、特段大掛かりな加工はせず、付属パーツを使わずに他のものに置き換えたり、一部のパーツを再塗装したりしたくらいです。ここ1年半以上、ロクに鉄道模型を触っていなかったため、自分の技術が明らかに落ちたなと痛感する場面もありました……早く取り戻さなければ。


ここからは私のコダワリポイントに入ります!!

ご存じの様にEF64-1030は、双頭連結器装備車であるため、製品付属のものを再塗装してプラスチッキーな雰囲気を軽減させた上で再度取り付けました。一方、他の2台は…

付属している密自連形TNカプラー(写真中央)ではなく、JC6375の自連形TNカプラー(写真左)に換装することにしました。こちらはTOMIXの機関車シリーズがリニューアルされたのを期に発売されたものになります。リニューアル前迄は全て前者が付属していたため、「全体は良いのに、カプラーの形状が違うんだよなぁ~」ということが起きてしまいました。


そこで、密自連形(写真上)から自連形のものに換装しようと思いました。しかしながら、TOMIXのカタログを見ると、前述のJC6375(写真下)以外にJC6370(写真中央)も自連形TNカプラーとして販売していることに気付きました。上掲写真の様に、連結器部分はほぼ同一ですが、根っこの構造は異なります。

ウーム、どちらを選べば良いのやら…???

というわけで、JC6370とJC6375のどちらがリニューアル前の製品でも連結機能を発揮できそうなのか、この機会に検証してみました。

JC6370は、DD13用として設計されているからか、写真の様に取り付けることはできても、動かしてみるとグラグラしてしまい、どうしても安定性を欠いてしまいます。


これに対して、JC6375は首振りをさせてもプラスチック製のカプラーばねとしっかり噛み合い、安定することが分かりました。以上を踏まえて、今回の2台のEF65にはJC6375を採用することにしました。

疑問が解決してからは、一気に作業は進み…

3台が漸く出場致しました。それにしても個性の強い機関車たちですね。因みに、前面ではEF65-2139の誘導員手摺りのみ、銀河モデルの塗装済みパーツに置き換えました。


まずは、EF64-1030から。パンタグラフは従来のプラ製からKATOのEF65-1000用ASSYに換装し、メタルプライマーとGM9番で塗装しました。ワンポイントは関節部分の赤いマーキング!!


次に、EF65-1124。こちらは信号炎管を銀河モデルの直流EL用に、ホイッスルはTOMIXのJA0030に収録されている真鍮色のものに変更しました。パンタグラフはEF64-1030と塗装工程は同じですが、実車の登場時の姿に則ってパンタグラフのホーン部分に白く色差ししただけにしました。


最後は、EF65-2139。加工内容は、以下の通りです。

・列車無線アンテナは付属品を再塗装
・ホイッスル、信号炎管はEF65-1124と同じメニュー
・パンタグラフ換装、塗装は3台共通

異なる点を挙げるとすれば、パンタグラフのホーンの色差しくらいでしょう。実車が国鉄色を纏って出場して間もない頃、それが深緑色に塗られていたのを雑誌(何だったかは失念してしまいました…)で見たため、その通りに仕立てました。因みに、塗料はGM13番を使用しました。一見すると些細な部分かもしれませんが、拘ってみるとそれだけでも実車のイメージに1歩近付くように感じますね。

以上、直流電機三題、これにてどうにか一段落つくことができました。改良のため入場中の鉄道模型が他にもありますので、追って登場させていく予定です。

といったところで本日はお開きです。運用再復帰初回は如何でしたか。次回もどうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。

鉄道ランキング

“Shibuya Hikarie”号改良記3

2017年01月03日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

さて、新年1発目はGreenMaxの東急5050系4000番台4110F“Shibuya Hikaie”改良記を一区切りつけようと思います。


クハ4110とクハ4010。運行番号、種別、行先は「52K 通勤特急 川越市」に決めました。実は、後述する室内灯取り付け作業中に前者のSRアンテナを折ってしまいました。ストックを探して付け替えねば……


最後は集電版を組み込んで室内灯取り付けに対応させます。


楽かと思えたこの作業、久しぶりにやりましたが、案外時間がかかりました。


全車にタムタムの室内灯(白色)を取り付け。


パンタグラフのホーン先端部に黄色く色差ししました。

そして…

灯具類の点灯試験を行いました。まずはヘッドライト。


続いてテールライト。


中間デハユニットの点灯試験。


夜間・地下を意識して。UVカットガラスを再現しているためか、思ったほどギラギラしておらず、丁度良い明るさです。


日中を意識して。明るくても窓下の“TOKYU LINE”が存在感を出しています。

作業中断があって1年半ばかりかかりましたが、一応切りの良いところまで行くことが出来ました。気になるところが出てきたら、またいじろうかと思います。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。





鉄道ランキングへ

“Shibuya Hikarie”号改良記2

2016年12月04日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

大変長らくお待たせ致しました。本日は“Shibuya Hikarie”号こと、
東急5050系4000番台4110Fの進捗状況をお送り致します。

改良記1から既に1年半が経過してしまいましたが…

全車バラシ、主要パーツ(床下機器、スカート周り、クーラー、パンタグラフ)は既に再塗装を行いました。


KATOのASSYパーツからもぎ取ったスカート周辺と避雷器。


パンタグラフ近影。再塗装したものの、KATOのサンライズEXP.用パンタグラフに換装しようか否か迷っています……


モーター車である6号車。床下機器は3ブロックに分けて塗装しました。クーラーの下と左上は製品オリジナル、右上は東武50000系列のものを取り付けています。コアレスモーターに換装したいのですが、台車と床下のセットがまだ発売されていないのですよね。今後の商品展開に期待したいところ。


一部の車両の床下には、非常用梯子が取り付けられています。


サハ車に付けた例。


“Shibuya Hikarie”号には、タムタム室内灯を組み込みます。そこで、車両毎に異なる座席の色を再現することにしました。まずは、1、3、8、10号車。背もたれはグレー、座面は青です。


次は2、4、6、9号車。背もたれは茶色、座面は青です。


最後に、5、7号車。背もたれも座面も青色です。これで無機質な室内もほんの少しは華やぐのではないかと。

進捗状況は以上の通りです。他の模型をいじっていたり、多忙だったりで1年半以上ほっぽらかしていたので、年末には改良を一段落させようと考えております。が、果たして…??

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。




鉄道ランキングへ