比較決定

人は必ず比較をしてから決定をする。もちろん生理的な反射を除いて。

例えばペットボトルのお茶。今目の前のコンビニで１２５円、５００メートル先の通り道でないスーパーでは９５円。あなたはどちらで買うだろうか？うちの妻は２キロ先のドラッグストアでティッシュが３０円安いから買って来てくれと言う。何かが違う。

電気製品なんかは日進月歩だから、欲しいものはどこかで切り取り買わないと、一生買わないで終わることもある。我が家もテレビはまだ地デジ化されていない。砂嵐まで見る手もあると思案中。

最近テレビでもラジオでも保険や車検、引っ越しや車買い取り会社の比較検討が話題になっている。ネット上ではそのような比較サイトが花盛りである。

しかしこのようなサイトは、数字だけの判断でしかなく、実際は見てみたり、話してみたり、会ってみたりしないとわからないものだらけだろう。以前バイク買い取りで有名なところに問い合わせたことを書いた。見ると聞くとは大違いの典型だったりする。

つねに比較のものさしは持っていたい。できれば食品は高くても安心なもの、使い捨てざるを得ないものはより安価なものといったように。なかなか絶対的価値観と言うのは持てない。相対的価値観になっている人が大多数が現実である。せめて生きることに直結する物事と、趣味には自分の比較価値観で購入決定を反映させたいものである。


（写真…福島駅においてのつばさとやまびこの連結作業）