古巣に帰って

歯茎が腫れて医者に通い出してから、
ちょうど一ヶ月たちました。
初回はレントゲン写真を撮って、
「歯周病です。」と診断され、
二種類の飲み薬（抗生物質と消炎剤）を渡されました。

三日後
「まだ腫れておりますなぁ。」
ヨーチンの様なモノを塗られてオシマイ。
前回とは別の、抗生物質と消炎剤が出されました。

たしか、ｇｍｉｎｄさんは、
「麻酔をかけて歯石を取った。」と書いておられましたので、それが頭をよぎりましてね。
「センセー、歯周ポケットのお掃除はしなくていいんですか？」と、大胆にも質問してみました。

「そうね、それが一番よろしいが、この腫れが引かないと出来ませんね。」というお返事でした。

さらに三日後、三度目の診察台。
「調子はどうですか？痛みは無くなりましたか？」
「最初から痛みは無いんです。」とオカン。
「ふむ、まだ腫れておりますなぁ。」
この時の自分の感触では、腫れは治まっていたのですが、
ふたたび、ヨーチン（の様なモノ）をチョンチョンと塗って、
「軽くうがいをしても良いですよ。」

これが七回続きました。
そのたびに抗生物質と消炎剤が出され、
そのたびに“チャイ”四杯分が消えていきました。

今日は八回目の診察日でしたが、
古巣（？）の歯科医院へと、足が向きましたの。
ここでもレントゲン写真を撮りましてね、
それを見ながらロマンスグレーの先生は言いました。

「この写真で見る限り、歯槽骨もしっかりしているし、私は歯周病とは思いませんね。」

へっ？！

「歯根の先が何か悪さをしたのでしょう。
　腫れは治まっているので、今は何もしません。
　次に異常が出たときに、かぶせものを外して中をきれいにしましょう。」

今日の診察料は“チャイ＆タイ焼き”のセット料金でした。

チャンチャン

“テレビを見ながら一時間”の歯茎マッサージ。
これは今後も続けましょうぞ