今夜は満月

広島を引き払って帰省していた弐号は、
夜行バスで新天地へ旅立ちました。
駅まではミャータンたちが送りました。
車に乗り込む娘たちを見送るため、
相方も庭まで出てきましたよ。
「長の別れみたいだな。」と弐号は言いますけどね、
今度は日帰りできる距離ではありませんからねぇ。

庭は月影ができるほどの明るくて、
「おぉ、今夜は満月だがな！」と相方がつぶやきます。

そうです。
満月です。
明るいです。
文字が読めるほどに。



ちと、心寂しいオカンでございます。