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オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

「まほろ駅前多田便利軒」シリーズ三冊

2024年12月12日 20時33分15秒 | 読書
「まほろ駅前多田便利軒」
「まほろ駅前番外地」
「まほろ駅前狂騒曲」
三浦しをん著



まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。
駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。
ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.
ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
多田・ 行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。
解説・鴻巣友季子
(裏表紙の解説文)



「自薦THEどんでん返し2」

2024年12月01日 11時59分10秒 | 読書
「自薦THEどんでん返し2」
どんでん返しがテーマの六人の作家の短編集



「同級生」乾くるみ著
流行作家のマンションに集まった、同級生男女たちの思惑は?

「絵本の神様」大崎梢著
閉店してしまった地方書店。
出版社の若手営業マンは割り切れなかった……。

「掌の中の小鳥」加納朋子著
大学の同好会で熱心に絵画制作に打ち込む彼女。
同学年の僕は彼女の情熱に……。

「降霊会」近藤史恵著
学園祭で催された降霊会。
何か企みがあるのではないか……。

「勝負」坂木司著
路線バスの降車ボタンをめぐる乗客同士の謎の競争。
勝者は誰だ?

「忘れじの信州味噌ピッツァ事件」若竹七海著
逆行性健忘症で警察に保護された男には、二人の妻がいた!?

六編のどんでん返しが、あなたを離さない。
(裏表紙の紹介文)

寝落ちするまえの読み本にちょうどよい。
特に「同級生」と「降霊会」がオカンのツボだった。



『銀座「四宝堂」』シリーズ三冊 上田健次著

2024年11月23日 11時54分20秒 | 読書
読み散らかした本たちの記録です。

『銀座「四宝堂」』上田健次著
入院に際して壱号が差し入れてくれた本が良かったので、
図書館の検索サイトで探して続編を借りました。



銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。
創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。
店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。
硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる──。
両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かな
ければならないという女性な
ど。
困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。
いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。



銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便箋など、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える知る人ぞ知る名店だ。
店主を務 めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。
硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる──。
クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え 一人寂しく退職していくサラリーマンなど。
モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐさ れていく。
いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。
喫茶店「ほゝづゑ」の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!



どこかミステリアスな青年宝田硯が店主を務める文房具店「四宝堂」。
品揃えの良さはもちろんのこと、オリジナルのブックカバー制作やインク調合のワークショップなども好評の、知る人ぞ知る銀座の名店だ。
そんな店を一人で切り盛りする硯のもとには、今日も様々な事情を抱えたお客が訪れて──。
ずっとそばで支えてきた若旦那から暇を出されたベテラン職人。
家事や子育てに追われ疲れ果て、プライベートが充実する友人をつい羨んでしまう女性など。
モヤモヤを抱えた人々の心が思い出の「文房具」の魔法でじんわりと解きほぐされていく。
既刊続々重版出来、大人気シリーズ、待望の第3弾!

(全て裏表紙の解説文)

「うき世櫛」「大江戸少女カゲキ団」中島要著

2024年11月23日 11時33分00秒 | 読書
読み散らかした本たちの記録です。

中島要著作を2作品。



「うき世櫛」
十五にして両親を失った結は、長屋で首を括ろうとしたところを元芸者の女髪結い・お夕に救われた。
ほかに生きる道のない結は、自らの不器用さを恨みながら、お夕のもとで修業に励む。
だが、贅沢を戒めるお上は、女髪結いの取り締まりを厳しくするばかり。
はたして師弟は江戸の女の幸せを守りぬけるのか!?


「大江戸少女カゲキ団」
花のお江戸の両国に、芹(せり)が女中として働く「掛け茶屋まめや」がある。
芹は幼いころ、役者だった父のもとで芝居の稽古に励んでいた。
しかしあることがきっかけで、芝居や踊りからすっかり遠ざかってしまう。
ある日、芹は久しぶりに心の中で踊りの師と仰いでいる 東花円(あずまかえん)の稽古所を覗いた。
ちゃんと金さえ積めばあたしだって立派な師匠に弟子入りすることが出来るのに……。
心にうずく妬み心を隠しつつ、踊りへの未練を捨てきれずにいた。
そんな時、花円が突如まめやに現れて、意外な申し出をしてきた──。
待望の新シリーズの開幕です!!!

(全て裏表紙の紹介文)




「お江戸やすらぎ飯」鷹井伶著

2024年11月23日 11時21分33秒 | 読書
読み散らかした本たちの記録です。

「お江戸やすらぎ飯」鷹井伶著のシリーズ三冊



江戸の大火で両親とはぐれ、吉原の遊郭で育てられた佐保(さほ)。
花魁になるための修業を重ねていた彼女には特殊な力があった。
水穀(すいこく)の精微(せいび)──食物から得られ る滋養、養生の極意を、生まれつき備えているというのだ。
幕府のお抱え医師の名家・多紀(たき)家の五男・元堅(もとかた)は、病に効く食材を言い当てる佐保の力を目の当たりにする。
やがて、佐保は医学館に預けられ、病人を救う料理人を目指していく・・・・・・。
美味し くて体にいいグルメ時代小説!



「料理で人を救いたい」幼い頃に両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保は、人に足りない栄養を見抜く才能を生かし医学館で勉学を続けていた。
ある日、芝居に誘われた佐保はそこで幼馴染みの颯太(そうた)を見かけた。
颯太は芍薬の花のような美貌を持つ人 気役者・夢之丞(ゆめのじよう)と昵懇の仲だが、その夢之丞が気鬱でふさいでいるという。
佐保は夢之丞を料理で癒やす大役を任される。
佐保が選んだ意外な食材とは?
大好評グルメ時代小説第2弾!



吉原育ちの孤児と思われていた佐保は、大火に遭ったことで失った記憶を取り戻し、水戸藩士の父と再会を果たす。
佐保が武家の娘とわかって周囲は戸惑い、多紀家の五男・元堅の嫁候補という噂まで立てられる始末だ。
佐保はこれまで通り、料理と勉学一筋に励もうとするが、ある 人の涙に心乱されて──。
優しい思い出の味は、辛い過去から人を救うのだろうか。
美味しい料理とほのかな恋にときめくグルメ時代小説シリーズ第3弾。

(すべて裏表紙の紹介文)