読み散らかした本たちの記録です。
「お江戸やすらぎ飯」鷹井伶著のシリーズ三冊
江戸の大火で両親とはぐれ、吉原の遊郭で育てられた佐保(さほ)。
花魁になるための修業を重ねていた彼女には特殊な力があった。
水穀(すいこく)の精微(せいび)──食物から得られ る滋養、養生の極意を、生まれつき備えているというのだ。
幕府のお抱え医師の名家・多紀(たき)家の五男・元堅(もとかた)は、病に効く食材を言い当てる佐保の力を目の当たりにする。
やがて、佐保は医学館に預けられ、病人を救う料理人を目指していく・・・・・・。
美味し くて体にいいグルメ時代小説!
「料理で人を救いたい」幼い頃に両親とはぐれ、吉原で育てられた佐保は、人に足りない栄養を見抜く才能を生かし医学館で勉学を続けていた。
ある日、芝居に誘われた佐保はそこで幼馴染みの颯太(そうた)を見かけた。
颯太は芍薬の花のような美貌を持つ人 気役者・夢之丞(ゆめのじよう)と昵懇の仲だが、その夢之丞が気鬱でふさいでいるという。
佐保は夢之丞を料理で癒やす大役を任される。
佐保が選んだ意外な食材とは?
大好評グルメ時代小説第2弾!
吉原育ちの孤児と思われていた佐保は、大火に遭ったことで失った記憶を取り戻し、水戸藩士の父と再会を果たす。
佐保が武家の娘とわかって周囲は戸惑い、多紀家の五男・元堅の嫁候補という噂まで立てられる始末だ。
佐保はこれまで通り、料理と勉学一筋に励もうとするが、ある 人の涙に心乱されて──。
優しい思い出の味は、辛い過去から人を救うのだろうか。
美味しい料理とほのかな恋にときめくグルメ時代小説シリーズ第3弾。
(すべて裏表紙の紹介文)