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香芝九条の会定例「九の日・宣伝」実施

2017-06-09 08:40:14 | ネットワークニュース

 

 

  上記の参加者はお2人とも80歳をこえています。

 香芝九条の会は定例「九の日・宣伝」を9日午前6時50分から近鉄二上駅南側で実施しました、参加は5名、「共謀罪」リーフ150枚、憲法チッシュ200個を配りました。

 今日のスピーチは以下のとうりです。

スポット宣伝                  2017・6・9               

 

▼通勤・通学のみなさんおはようございます。憲法を守り生かされる社会の実現をめざして活動している香芝九条の会です。この場所をお借りして、香芝九条の会の考えていることを宣伝ををさせていただきます。

 ▼みなさん、安倍首相の友人が理事長の「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、「総理のご意向」などと、内閣府、首相補佐官、内閣官房参与など、複数から文科省に圧力がかけられていました。この計画は、133億円の税金が使われる計画です。前川前文部科学事務次官は「文書は本物です」と認めました。政府自民党は「文書は出所不明」「政治の本質に関係ない」と、前川氏の証人喚問を拒否しています。問われているのは、首相による国政の私物化という重大疑惑です。私たちは、前川氏の証人喚問を求め、徹底的な真相究明を求めていきます。豊中の森友学園疑惑では、野党の追及で、安倍首相夫妻の関与が鮮明になっています。8億円の値引きの根拠となるゴミはなかったことが鮮明になりました。引き続き、首相夫人をはじめとする関係者の国会招致を求め、真相究明をもとめていきましょう。

 ▼みなさん、「共謀罪」法案は、自民・公明・維新が衆議院で強行し、審議は参議院に移りました。自民・公明・維新は審議が不十分なまま強行採決を参議院でもしようとしています。国会審議では、国民の内心を処罰し、電話を盗聴、メールやラインを監視し、「テロ対策」とは関係がない。など法案の重大な中身が明らかになりました。政府与党の強行採決・幕引きはゆるされません。国連からも「共謀罪」法案は「プライバシーを守るための仕組みが想定されていない」と強い懸念が表明されています。一般人が対象とされる問題で、政府は「環境や人権団体でも、これを隠れみのに組織犯罪を企てた場合は適応対象になる」と答弁しました。組織的犯罪集団かどうかを判断するのは警察など捜査機関で、一般人が、日常的に監視され、盗聴、密告、冤罪がはびこる、物言えぬ社会にされてしまいます。国民の7割が政府の説明は不十分、今国会の成立にこだわる必要はないと回答しています。過去3回も廃案になった「共謀罪」法案を必ず廃案にするために頑張りましょう。「共謀罪」法案「ノー」の声を国会に集中しましょう。

 ▼みなさん、安倍首相は、憲法9条に自衛隊を明記する改憲を行い、2020年に施行すると宣言しました。内閣総理大臣が憲法を変えると宣言することは、憲法99条違反の発言で、許されません。憲法9条に自衛隊を明記することは、憲法9条の「戦争放棄・戦力不保持」を死文化させ、自衛隊を何の制約もなく海外に派兵することを憲法で認めることになってしまいます。憲法9条の「戦争放棄・戦力不保持」は日本国憲法にしかない「世界の宝」ではないでしょうか。安倍首相は、憲法を私物化しようとしています。こんな暴走は、絶対に止めなければなりません。いま日本に必要なのは、憲法を変えることではなく、「憲法9条」を活かした平和の国際貢献です。安倍自公政権と維新の会は憲法破壊をやめ、世界に誇る9条を守れの声を、ご一緒に広げましょう。

 ▼みなさん、安倍政権の暴走を応援するのが、維新の会です。代表の松井一郎知事は、憲法改定の議論に積極的に参加することを表明。「共謀罪」法案では、維新の国会議員が「審議は十分に尽くされた」と政府与党に強行採決をうながしました。

 ▼みなさん、きたる総選挙で、安倍自公政権と維新の会の、悪政・改憲連合をゆるさず少数派に追い込むために、奈良県でも野党と市民との共闘をさらに強めていきましょう。そして、野党の勝利をめざしましょう。