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奈良市・安保法制の廃止を求める安堵の会が講演会

2016-10-24 09:49:47 | 地域での活動

 「安堵(あんど)の会」は23 日、安堵町内にある紫霊山極楽寺の田中全義住職を招き「広島大仏さまが繋(つな)いだ奇跡一平和と仏教思想」と題して同町内で講演会をおこない41 人が参加しました。
 同会の加藤克夫共同代表が「自衛隊が海外で武器を使用する可能性が高まるなか、改めて、平和とはなんだろう、どうしたら守れるのか、勉強する機会になれば」とあいさつしました。

 田中住職は、2011 年、同寺に安置されていた約4メートルの仏像が、原爆犠牲者の慰霊のために戦後すぐ、原爆ドームの近くのお寺に安置されていた「広島大仏」であると判明した経緯などを説明し「大仏さまが繋いだ縁を大切にしたい」と話しました。
 田中住職は、「大仏さんを通じて広がったご縁」を大切に毎年8月6日に平和祈念式典を開催していることなどを話し、「過去にあったことを、未来の子どもたちにわかりやすく伝えていくことが、お寺の役割だと思っています」と語りました