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自民党の重鎮・古賀誠元幹事長が憲法改正に慎重な姿勢

2019-08-14 17:07:01 | ネットワークニュース
15日に終戦の日を迎えるにあたり、自民党の重鎮・古賀誠元幹事長がANNの単独インタビューに応じ、安倍総理大臣が意欲を示す憲法改正に慎重な姿勢を示しました。

 父親を戦争で亡くしている古賀元幹事長は、戦争の記憶を風化させてはならないとの思いを強調しました。
 古賀元幹事長:「あんな戦後の貧乏な時代、父親のいない家庭、家族。こんなの繰り返しては絶対にいけないなと。そういう思いはこの暑い夏の8月15日に新たにしなければならない」
 また、憲法改正については「一番、大事なものは立憲主義であり、平和主義である」と慎重な考えです。
 古賀元幹事長:「(憲法9条改正は)時期尚早だし、そこまで日本の国の安全保障体制から考えても必要性というものが高まっているとは決して思いません」
 自衛隊明記については「すでに自衛隊は国民に受け入れられている」として、あえて憲法に明記する必要はないと述べ、憲法9条改正に前向きな安倍総理に釘を刺しました。

ブルー・パレード

2019-06-26 07:58:14 | ネットワークニュース
奈良市民連合6/30学習決起集会の後、「憲法を守る野党統一候補を国会へ」のスローガンのもとでパレードを行いますので、ご参加をお願い致します。
奈良野党統一候補のシンボルカラーは「青」ですので、青色のものを身に着けてきて頂ければパレードを盛り上げることが出来ると思います。
青シャツ、青ズボン、青タオル、青スカーフどれでも結構です。色相、ロゴ等どんなものでも構いません。
(決起集会も青色でお願いします。)
鳴り物、幟、プラカード等ご持参お願いします。

参院選1人区 30選挙区で一本化 5野党・会派の党首合意

2019-05-30 11:33:20 | ネットワークニュース



 

 安倍政権打倒をめざし、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党の福島瑞穂副党首、衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」の野田佳彦代表は29日、国会内で会談し、全国32ある参院選1人区のうち19選挙区で野党統一候補を擁立することで合意しました。さらに「共通政策」についても、国会内で同日、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」から安保法制=戦争法などの廃止をはじめ13項目の政策の要望を受けて、各党首らが署名。統一候補と共通政策という二つの合意を受けて、志位委員長は記者会見で、「参院選をたたかう上で重要なスタートを切る画期的な合意となった。どの選挙区でも、みんなで応援して勝利をめざす選挙にしていく必要がある。全ての1人区での勝利へあらゆる力を注ぎ頑張りたい」と表明しました。

(写真)中林よし子氏
鳥取・島根 中林よし子氏
徳島・高知 松本けんじ氏
 この日の合意を受けて、統一候補は合意済みをあわせ30選挙区となりました。残る鹿児島、宮崎両選挙区でも早期合意をめざすとともに、各選挙区で与党候補に勝てるよう「最大限の協力」を図ることで一致しました。党首会談には、日本共産党の小池晃書記局長と各野党・会派の幹事長が同席しました。
 立憲民主党の枝野代表は会談後、「安倍政権打倒の参院選にしていくため良い形でスタートラインにつけた」と記者団に語りました。

(写真)松本けんじ氏
 志位氏は党首会談で、「わが党は候補者一本化にあたっては、お互いに譲るべくは譲り、一方的な対応を求めないことが大事だと主張し協議してきた。今回の合意を心から歓迎する」と表明。日本共産党公認の統一候補として、今回の党首会談で鳥取・島根選挙区で中林よし子氏、徳島・高知選挙区で松本けんじ氏の擁立を決め、合意済みの福井とあわせ3選挙区となったことについて、「3年前の参院選は香川1県だったが、今回はたいへん大きな前進となった。努力していただいたすべての方々に感謝を表明する」と述べました。
 市民連合と合意した「共通政策」では、安保法制の廃止、立憲主義の回復に加えて、安倍9条改憲・発議の阻止、沖縄辺野古米軍新基地建設の中止と普天間基地の早期返還、いまの状況下の原発再稼働は認めず原発ゼロをめざすこと、消費税10%の中止と税制の公平化などの一致点が確認されました。
 市民連合の山口二郎法政大教授は「野党と市民は、もう一つの日本、別の選択肢があることを人々に訴え、もう一回、希望を取り戻そう」と訴えました。
参院選1人区野党統一予定候補
青 森 小田切 達 61 立民公認
岩 手 横沢 高徳 47 無所属
宮 城 石垣のりこ 44 立民公認
秋 田 寺田  静 44 無所属
富 山 西尾 政英 57 国民公認
石 川 田辺  徹 58 国民公認
山 梨 市来 伴子 41 立民公認
長 野 羽田雄一郎 51 国民公認
岐 阜 梅村 慎一 48 立民公認
滋 賀 嘉田由紀子 69 無所属
奈 良 西田 一美 58 無所属
鳥取・島根 中林よし子 73 共産公認
岡 山 原田 謙介 33 立民公認
山 口 大内 一也 45 国民公認
徳島・高知 松本けんじ 35 共産公認
香 川 尾田美和子 46 無所属
長 崎 白川 鮎美 39 国民公認
大 分 安達  澄 49 無所属
佐 賀 候補者は調整中

市民連合と5野党・会派の「共通政策」

2019-05-30 11:30:19 | ネットワークニュース

市民連合と5野党・会派が合意した「共通政策」と野党の署名した内容は次の通りです。
市民連合の要望書
 来る参議院選挙において、以下の政策を掲げ、その実現に努めるよう要望します。
だれもが自分らしく暮らせる明日へ
 1 安倍政権が進めようとしている憲法「改定」とりわけ第9条「改定」に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くすこと。
 2 安保法制、共謀罪法など安倍政権が成立させた立憲主義に反する諸法律を廃止すること。
 3 膨張する防衛予算、防衛装備について憲法9条の理念に照らして精査し、国民生活の安全という観点から他の政策の財源に振り向けること。
 4 沖縄県名護市辺野古における新基地建設を直ちに中止し、環境の回復を行うこと。さらに、普天間基地の早期返還を実現し、撤去を進めること。日米地位協定を改定し、沖縄県民の人権を守ること。また、国の補助金を使った沖縄県下の自治体に対する操作、分断を止めること。
 5 東アジアにおける平和の創出と非核化の推進のために努力し、日朝平壌宣言に基づき北朝鮮との国交正常化、拉致問題解決、核・ミサイル開発阻止に向けた対話を再開すること。
 6 福島第一原発事故の検証や、実効性のある避難計画の策定、地元合意などのないままの原発再稼働を認めず、再生可能エネルギーを中心とした新しいエネルギー政策の確立と地域社会再生により、原発ゼロ実現を目指すこと。
 7 毎月勤労統計調査の虚偽など、行政における情報の操作、捏造(ねつぞう)の全体像を究明するとともに、高度プロフェッショナル制度など虚偽のデータに基づいて作られた法律を廃止すること。
 8 2019年10月に予定されている消費税率引き上げを中止し、所得、資産、法人の各分野における総合的な税制の公平化を図ること。
 9 この国のすべての子ども、若者が、健やかに育ち、学び、働くことを可能とするための保育、教育、雇用に関する予算を飛躍的に拡充すること。
 10 地域間の大きな格差を是正しつつ最低賃金「1500円」を目指し、8時間働けば暮らせる働くルールを実現し、生活を底上げする経済、社会保障政策を確立し、貧困・格差を解消すること。また、これから家族を形成しようとする若い人々が安心して生活できるように公営住宅を拡充すること。
 11 LGBTsに対する差別解消施策、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、選択的夫婦別姓や議員間男女同数化(パリテ)を実現すること。
 12 森友学園・加計学園及び南スーダン日報隠蔽(いんぺい)の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立すること。幹部公務員の人事に対する内閣の関与の仕方を点検し、内閣人事局の在り方を再検討すること。
 13 国民の知る権利を確保するという観点から、報道の自由を徹底するため、放送事業者の監督を総務省から切り離し、独立行政委員会で行う新たな放送法制を構築すること。
 2019年5月29日
 私たちは、以上の政策実現のために、参議院選挙での野党勝利に向けて、各党とともに全力で闘います。
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
上記要望を受け止め、参議院選挙勝利に向けて、ともに全力で闘います。
立憲民主党代表 枝野幸男
国民民主党代表 玉木雄一郎
日本共産党委員長 志位和夫
社会民主党党首 又市征治
社会保障を立て直す国民会議代表 野田佳彦

「前川喜平講演会」のまとめ

2019-04-25 14:34:04 | ネットワークニュース
「前川喜平講演会」のまとめ

1、 安倍首相が、憲法「改憲」案を憲法審査会の議決を経ずに「国民投票」に付そうとしている緊迫した情勢の中、「前川喜平講演会」を開催した。この「講演会」開催の目的は、安倍改憲の先導役を担う右翼ジャーナリスト桜井よし子氏が昨年12月橿原市で700名を集めて「講演会」を開催し、県下に改憲運動を広げようとした動きを重視して、香芝市民にとどまらず県下の憲法擁護を願う良心を総結集させるため、これまで取り組んだこのことのない1000名規模のモナミホールで「講演会」を開催し、会場はほぼ満席の文字通り1000名で「大きく成功」させました。
2、 この「講演会」が成功した要因を考えてみました。
① 文科省の官僚でありながら、安倍首相・官邸が加計問題で「行政をゆがめた」と批判した、その後の官邸や警察の卑劣な個人攻撃にも屈せず、自らの良心を貫いた前川喜平前文部科学事務次官を講師として招請できたことが第一に上げられます。
 講演への期待は、実行委員会が想定していた以上に強力でした。それは、35年間、憲法遵守の基本姿勢を堅持して文部官僚を勤め上げた知見、経験に裏付けされた謙虚で正直な講演内容は、参加した人々を魅了しました。
② この「前川喜平講演会」は実行委員会を立ち上げで取り組めたことも成功の要因です。当初は「香芝九条の会」の発足12周年記念行事企画として出発しましたが、厳しさを増す憲法をめぐる動向、市民と野党の共闘の積み上げ、そして、県下の憲法擁護の世論の結集の必要性、1000名規模というこれまで経験したことのないモナミホールを使っての「講演会」等々から、香芝九条の会は議論を重ねて、1月中旬、全県的の労働組合、各種団体、香芝市内の諸団体に実行委員会への参加をよびかけました。労働組合ではナショナルセンターの違いに関係なく呼びかけました。結果として、実行委員会に参加したのは香芝市内の諸団体のみでしたが、組合員や構成員に「参加をよびかける」「財政面で協力する」「機関紙で告知する」などの実質を伴う協力がありました。とくに、90名を超える町民が参加した広陵町、その他の県下の九条の会の取り組みの敬意を表します。
この「前川喜平講演会」実行委員会は発足以降、事務局会議は毎週開催して、企画内容の協議と具体化、進行状況の確認、実務の分担、さらに参加者への配慮(駐車場確保、手話通訳の配置、高齢者・障害者の場内誘導)など出来る限りの努力を行い、その節目節目に実行委員長の参加を仰ぎ、実行委員会を開催して、繰り返し「何のための講演会か」を確認しつつすすめてきました.
 諸会議を重ねるごとに、参加者のひろがりを実感してきましたが、真に「講演会」を成功させるのは「実行委員会に参加する諸団体の奮闘である」ことを確認、その決意は「500名」連名の第二次チラシに現れています。「講演会」直前の実行委員会、事務局会議では「1000名を超え定数をオーバーしたらどうしよう」という意見も出て、成功するとの認識を共有できました。
③ 今回の一つの特徴は、「事前予約者」を募ることに重点を置きました。それは前川喜平氏が持っておられる、著名度、話題性、期待度などが全国各地の「講演会」では会場の定数をオーバーするほどの活気に満ちた実態から垣間見えたからでした。
その1は、ネットの「こくちーぬ」というサイトに登録して、誰でもが興味があれば予約ができるという特性をもっているものでした。そしてフェースブックの行事案内の活用。さらに少しアナログ的なFAXでの申し込みなどを最大限に活用できたことでした。
ネット予約とFAX予約で500名近くの申し込みがありました。またフェースブックの行事案内では「参加予定」「興味あり」に週十名が登録、また閲覧者は1500名を超えたと伝えられています。この中で「QRコード」を活用しての携帯からも申し込みがありました。
 ただ一部の方から「FAX記載面よくわからない」、「ネットからの
申し込みが難しい」との意見もありましたが、今後は慣れていく必要があります。
④ 宣伝物も効果的に配布しました。チラシでは、1回目は10000枚「朝日」「毎日」に折り込みました。「毎日」は告知広告を「囲み」という異例の扱いで掲載してくらました。この直後のFAXでの反応は鋭く早朝、深夜に送信が続きました。第2回目の500名連名チラシは、宣伝効果もありましたが、参加者を確実に組織する上で有意義でした。新聞の折り込みは「読売」「産経」でしたが、もう一つ反応はありませんでした。チラシの他、ポスター、協力券を成しました。(ポスターは耐色、耐水面で課題を残した。)
3、諸行事の「成否」は財政面も評価の基準をなります。今回の「講演会」は  この面でも成功したのではないでしょうか。
今回は「参加費」は無料にしました。他の会場では、1500円から1000円というのが参加費として定着しているようです。
今回財政面での特徴は、1000名の参加者、司会者の懸命の募金協力の呼びかけもあって20万円をこえる募金がよせられ広範な個人募金、参加団体分担金、協力団体の寄付も貴重な財源となりました。その結果収支のバランスが適正なものになりました。


3、 今回の「前川喜平講演会」の成果と教訓、反省点をどう今後に生かしていくのか。
「前川喜平講演会」実行委員会は、4月24日第4回実行委員会をもって解散いたしました。
 従って「前川喜平講演会」の成果と教訓、反省点をどう今後に生かしていくのかは、実行委員会の参加した諸団体に引き継がれ、諸団体は、総括をつうじて運動に生かしていくことがもとめられます。
  香芝九条の会は「戦争はイヤ、憲法九条は世界の宝」と、安倍改憲反対のたたかいを継続してすすめ、その先頭に立つことが使命です。また、戦争法ストップ共同センターも安保法制の廃止へ、「市民と野党の共同」推進・構築へ大切な役割を担っています。また香芝市内の最大の組合員を擁する年金者組合、国連NGO認証団体の新婦人も、このほかの諸団体も最大限、経験教訓を生かしていくでしょう。(教訓が引き出せないという考えもあるでしょう。そうしたところでは、そもそも「前川喜平講演会」にどうかかわってきたからの議論をすすめていただきたい。)
4、 この「講演会」実行委員会として反省すべきことも明記しておきます。今後、各団体が諸行事を計画されるときは生かしていただきたい。
その一つは、障害をもつ方々への最大限の配慮と対策です。今回直前の会議で手話通訳の方の配置することを決め、市社協の紹介で、手話通訳の派遣を県聴覚障害者支援センターに依頼して2名来てもらいました。実際に視覚障害者の方が来られていたは不明ですが、チラシに掲載すれば、視覚障害者に方の参加が望めたかしれません。同様に、子どもを育てておられる女性の参加をえようとすれば、「臨時保育所」を開設するとも必要でした。
 また、県会議員選挙の期日前投票と重なり、投票に来られた有権者が駐車できず、投票できず、市選管に抗議があり、市の選管から実行委員会に抗議がありました。有権者の権利行使に、結果として迷惑をかけたことを反省しなくてはなりません。
 しかし、この事案の経過のなかで、市は実行委員会に非があるかのような姿勢に終始し、「市役所の駐車場を使用する場合は市管財課の届けを出すように指定管理者はつたえたはず」と主張していましたが、実行委員会事務局で会場を申し込みをした2名の担当者に聴取した結果、指定管理者からは聞かされておらず、当然、管財課に使用の手続きは行いませんでした。市役所駐車場に配置したシルバー人材センターの会員に市職員が高圧的な態度をとり不愉快は思いをさせました。市職員の高圧的な態度は遺憾です。
 市職員共済組合が所有する「職員専用」駐車場は、指定管理者から担当課を聞き、書面で事前に届けをだして許可を受けていたので問題は起こりませんでした。
5、 最後に
今回の「前川喜平講演会」では、2名の方が前川喜平講演会」を、オープニングセレモニー、開会挨拶、質疑応答、閉会さいさつまでビデオに収録していただき、その内の1本がユーチュウブに公開されており、すでに1645回(4月25日現在)視聴されています。今後とも歴史に残る講演会として活かされていくことに確信を深めたいと思います。





2019年4月24日
            「前川喜平講演会」第4回実行委員会