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奈良広陵九条の会「10周年のつどい」に170余名

2017-06-04 19:57:49 | 地域での活動

 

 奈良県広陵町の「広陵9条の会」は4日、10周年のつどいを開催し、170人以上が参加しました。石川康宏神戸女学院大学教授が「安倍首相がめざす日本 時代錯誤の戦前回帰」と題して講演しました。

 

 石川氏は、「戦前回帰」や「自己責任論」をうたう自民党の新綱領やアメリカいいなりの日米安保条約、自民党の改憲草案などを例に安倍首相がめざす日本の姿について説明しました。

 

 石川氏は、現在の状況は、安倍政権が「戦争する国づくり」に進む一方で、それをはねかえし、憲法をこの国の政治の本当の指針にすえようとする画期的な力(市民と野党の共闘)も成長している、良い意味でも悪い意味でも「峠(分岐点)」を登っている最中だと話し、「そこを乗り越えれば、意法通りの日本をつくる『くだり坂』がまっている」と参加者を励ましました。

 

 参加者から「安倍内閣の支持率は、なぜ落ちないのか」「9条の会を守っていくために、若者に働きかけないといけない」など意見や質問が相次ぎ、石川氏が「若い人とつながるために、ベテランはSNSの活用に習熟しよう」と答えました。

 

 講演会では、市民連合奈良の池本事務局長とママの会の代表が挨拶しました。

 石川教授のTwitter