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反核思い分かち合うー 般若寺平和の塔のつどい

2017-07-30 07:07:06 | ニュース

 

広島、長崎に投下された原爆の被害者を悼む「般若寺平和の塔のつどい」が29日、奈良市の般若寺であった。今月、核兵器禁止条約が国連で採択されたことから例年よりも多い約70人が参加し、反戦反核への思いを分かち合った。
 工藤良任住職(68)は、原爆投下時の広島の火を燃やし続け、1989年に「平和の塔」を建立した経緯を語り、「核廃絶に向け一歩一歩進める」と呼び掛けた。原水爆禁止県協議会の梅林光生事務居畏(68)は「米国の核による抑止力も禁止している」と同条約の意義を語った。
 参加した被爆者4人は、平和への思いを込めて鐘をついた。5歳の時に広島で被爆したという奈良市の浦田直樹さん(77)は「爆風で吹き飛ばさ邦母親とともに防空壕に逃げた。近所の人たちは真っ黒になって亡くなった。核兵器禁止条約の採択はよかった」と話した。 


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中南和地域懇談会が開催される

2017-07-25 16:38:02 | ネットワークニュース

 7月23日午後、橿原9条の会がよびかけた「中南和地域懇談会」が開催されました。

 会議には、「市民連合」奈良、「9条の会」奈良、ママさんの会など団体代表と、中南和地域の「9条の会」の代表が参加しました。

 会議は、安倍改憲に対する意見交換、共謀罪法による万一にそなえた連絡網づくり、市民と野党の共闘への協力・共同づくりについて協議することを目的に開催されました。

 会議では、特に「市民と野党の共闘」問題が活発に意見交換が行われました。その中では「市民と野党の共闘」問題の議論では、「『市民連合」奈良が選挙区ごとに協議の場を設定しては」「9条の会だけでなく広範な団体が集まって協議すべき」などの意見が出されていました。

 今回の会議は「9条の会」奈良ネットワークの主催ではなく、今後、「9条の会」の交流の場である同ネットワークの「中南和連絡会」がよびかけることが求められています。(吉)

 


内閣支持率 続落26% 「総裁3選」62%否定

2017-07-24 06:59:24 | ネットワークニュース

 毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は26%で、6月の前回調査から10ポイント減。不支持率は12ポイント増の56%だった。支持率が20%台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後、初めて。安倍晋三首相の自民党総裁任期が来年9月に終わることを踏まえ、「代わった方がよい」との回答は62%(3月調査は41%)で、3期目も「総裁を続けた方がよい」の23%(同45%)を大きく上回った。首相の政権運営は厳しさを増している

 首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画を巡り、政府のこれまでの説明を「信用できない」は76%に達し、「信用できる」は11%。内閣支持層でも「信用できない」(49%)が「信用できる」(36%)よりも多かった。首相は24、25両日、衆参両院予算委員会の閉会中審査で、加計学園の計画に自身が関与していないことを説明する考えだ。

 調査では「安倍1強」の政治状況についても聞いた。「自民党から安倍首相に代わる人が出てきてほしい」が31%で最も多く、「野党から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は25%、「新しい政党や政治団体から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は23%。「安倍首相が強いままでよい」は7%にとどまった。自民支持層では「安倍首相に代わる人」が51%を占め、「ポスト安倍」への期待をうかがわせた。

 支持率は2カ月連続で10ポイント下落し、与党内では憲法改正論議への影響を懸念する声も出始めた。今回の調査で、首相が目指す20年の改正憲法施行について、議論を「急ぐ必要はない」は66%、「急ぐべきだ」は22%。首相が5月に改憲方針を表明した後、慎重論は調査のたびに増えている。憲法9条の1項と2項をそのままにして、自衛隊の存在を明記する首相の改正案に関しては、「反対」が41%(前回比5ポイント増)、「賛成」が25%(同2ポイント減)、「わからない」が27%(同3ポイント減)だった。

 政党支持率は、自民25%▽民進5%▽公明3%▽共産5%▽維新2%--など。「支持政党はない」と答えた無党派は52%だった。【池乗有衣】

調査の方法

 7月22、23日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村と、九州北部豪雨で被害を受けた福岡、大分両県の一部市村の電話番号は除いた。18歳以上のいる1627世帯から、1073人の回答を得た。回答率は66%。