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そして、私たちは愛に帰る

2009-01-24 08:53:53 | 外国映画
『 そして、私たちは愛に帰る The Edge Of Heaven 』

監督: ファティ・アキン
キャスト: バーキ・ダヴラク、ハンナ・シグラ、ヌルセル・キョセ、トゥンジェル・クルティズ/ヌルギュル・イェシルチャイ/パトリシア・ジオクロースカ
製作国: ドイツ=トルコ
配給会社: ビターズ・エンド

大学講師の息子と、息子を男手ひとつで育てあげ余生を娼婦と過ごす父。
トルコからドイツに出稼ぎし娼婦となった母と、反政府活動家としてトルコを逃れた娘。
友人を救うためイスタンブールに旅立つ娘と、娘の身を案じながらも愛情を伝えられない厳格な母――。
ドイツとトルコ、2000キロに渡ってすれ違う3組の親子が、人生の旅路をさす
らいながら“愛”そして“喪失から生まれる希望”を見いだすまでを描いた名作が誕生!
運命に導かれるままめぐり合い、別れ、そしてつながってゆく3組の親子の姿に、「幸せと不幸せ」「生と死」が背中あわせに存在する人生というものの不思議さといとおしさ、そして、だからこそ「いつだってやり直しができる」という大きな希望を感じずにはいられないでしょう。

 監督・脚本のファティ・アキンは、トルコ系移民二世として73年ドイツに生まれ、『愛より強く』(04)でベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)をはじめヨーロッパ映画賞最優秀作品賞・ドイツ映画賞など数々の賞を受賞した若き俊英。最新作となる本作では、巧みな構成力とストーリー展開のすばらしさでカンヌを圧倒。
カンヌ映画祭最優秀脚本賞と全キリスト協会賞を受賞したほか、ヨーロッパ映画賞など数々の栄誉に輝き、いま世界が最も注目する才能の一人。

≫≫ 公式サイト

09/01/23 【 ○ 】※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

ラストシーンが何を物語っているのか・・・?
観客の想像次第ってところでしょうか・・・?

大学講師の息子とその父親、娼婦の母と反政府活動家の娘、
友人を救いたい娘と理解してやれない母親の3組の親子が
微妙にあちこちで接点がありながらも、あちこちですれ違い
それが結びつかないもどかしさ、繋がらないやるせなさが
切々と描かれています。

こんなところで接点があったのに・・・とか、
あ~、あそこですれ違ってるよ・・・とか、
何で気付かないの!?とか、
歯軋りしたくなる思いがいっぱいです。

点と点が最後には結ばれるのかと期待しながら観ていたのですが・・・
結局は繋がらないままに尻切れトンボのような状態でのラストで
観る人それぞれの感じる結末と言うことになるんでしょう、、、。

そう、「いつだってやり直しはできる」
「やろうと思えば何だってできる」
大学講師の息子も娘を理解できなかった母親も行動を起こした!
今の状況から1歩前に踏み出すことが大事なんだと言うことを
伝えようとしているのではないかと思った。
自分の気持ちの持ちよう次第なのだ!

09-02 (シネスイッチ銀座)


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