つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

「エリザベート」観劇記 1/30(その2)

2009-02-03 18:30:00 | 感激!観劇!
その1からの続きです。

1/14の観劇記でも書きましたが、ほとんど出ずっぱりのルキーニ=高嶋政弘さん。
出ずっぱりなだけでなく、小道具を移動させたり
エリザベートやフランツの衣装替えを行ったり、自らも衣装の早替えもし、
さらに客いじりもするという超人的な働きをされていました。
ちょっとしか出ないキャストもいる中で、(ルドヴィカやマダム・ヴォルフ・・・)
本当に毎回お疲れ様です!と思いながら観ていましたが
さすがに初演から演じておられるので、歌、演技等全てにおいて安心して
観ていられるんですよね。

今回のゾフィーは初風さん。
お顔を見て、ちょっとお年を取られたかな?なんて思いましたが
(以前、体調を崩された話を聞いていたので余計そう感じたのかもしれません)
演技、お声は昔のままで安心しました。貫禄ある歌声も健在でよかったです。

そうそう、以前から気になっていたのが「マダム・ヴォルフのコレクション」のシーン。
マダム・ヴォルフ=伊東弘美さんを見ると、どうしても
「湯婆(ゆばーばー、千と千尋の神隠し)」を思い出してしまうのですが。
そう思われる方、いらっしゃいませんか?
それと、伊東さんって初演では女官長のリヒテンシュタイン伯爵夫人を
演じておられたので、どうしてもマダム・ヴォルフに違和感があるんですよね。
伊東さんは女官長のほうが似合う気がします。
マダム・ヴォルフはどうしても無理されてるような。
私は初演のシルビア・グラブさん(高嶋ルキーニ夫人)のほうが好きです。
当時シルビアさんのマダム・ヴォルフを見た時、あまりの貫禄一杯の演技に
てっきり30代の女優さんなのかと思ったら、私とほとんど変わらない
20代と分かった時はものすごくビックリした記憶があります。
無理とは思いますが、もう一度シルビアさんのマダムが観たいなぁ。

あのシーン、初演時は2小節前奏があったと思いますが、今はないですよね。
私、それが以前からすごく気になっていて。
何か前奏がないまま「ジャ~~~ン・・」という音だけで歌いだすのは慌しくて、
どうも好きになれません。

今回の大阪公演は2回観ましたが、
石川禅さんと浦井健治さんのお二人を拝見することができませんでした。
特に石川禅さん。
なぜかこの方には縁がないようで、「エリザベート」を何度も観ているというのに
石川さんのフランツだけは未見なんですよね。
いずれお会いできる日が・・・来るのでしょうか?!

30日に観た時、近くにタカラヅカの生徒(と言えばいいのでしょうか?)と
その関係者と思われる男性がいました。
最初、男性だけ座っていて「男性一人で来るなんて珍しいなぁ」と思ってたら
開演間近になってやってきたのがタカラヅカの生徒さん数人。
髪型や顔立ち、雰囲気ですぐに分かりましたね。
それを観た周りの観客も、そわそわしていたし。
タカラヅカの方を見かける時って、男役と娘役の方がセットなことが多い気がしますが
そんなものなんでしょうか?
男役は男役と仲がいいのかと思いましたが、よく考えればライバルだし
逆に相手役の娘役のほうが気が合うものなんでしょうか?
それよりも、あの男性がどういう関係者なのか、一人で興味津々でした。

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