つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

書籍版 文・堺雅人 (その2)

2009-08-30 23:10:25 | 堺雅人さん
前回は「文・堺雅人」を手に入れるまでの話に終始してしまったので、
今回は本そのものについて。

価格が1500円とのことだったので、ハードカバーなのかな?と思いましたが
新書よりは大きくしっかりしていて、ハードカバーよりは軽く小さめサイズでした。
本を常に持って歩く人間にとっては、軽いのはとても嬉しいことです。
多読な堺さんならではの心遣いなんでしょうか?

あと、気になったのは表紙。どんな表紙になるのだろう?とかなり期待していました。
私が勝手に想像していたものとは少し違いましたが(もっとカッチリしているかな?と思っていました)
しかし、面白い作りです!
というのも、この表紙をご覧ください。



表紙に堺さんの写真は見あたりません。
タレント本って、本人の顔がデカデカと出ていて閉口してしまうんですよね。
オレンジの帯が付いていて、そこに何やらイラストが…
帯を外すと



異国のカフェで飲み物を飲む堺さんが出てくるという仕組みなのです。
堺さんの写真をわざと帯で隠すなんて、よくそんなことを考えたなと。
そのアイデアに思わず唸りました。
そして、イラストは写真をざっと縁取ったものだということが分かるのです。

隠れていた写真も面白い!
堺さんの肩の抜け具合といったら。もう最高です。
表情からしても、素に近いのではないでしょうか。
カフェにいる周りの外国人客に完全に溶け込んでいて、の~んびりとした不思議な空気が伝わってきます。
写真も、堺さんだけに焦点が当たっているのではなく、
全体的にぼんやりした感じで撮影されていて素敵です。
例えて言うなら、映画「かもめ食堂」のような雰囲気でしょうか。

そして、表紙カバーを外すと…また楽しいことになっています。
どうなっているのかは、あえて伏せておきます。買った時のお楽しみということで(笑)
裏表紙の色が私の好きな緑色(抹茶色)なのも、
落ち着いた雰囲気を醸し出していてこれまた良い感じです。
他にも小ネタ的な面白さがありますが、それは本を手に取った時に見つけてください♪

本文中に掲載されている関連写真が白黒なのが残念。
白黒写真になると、少々見辛いなぁと。
本の中盤に挟まっている外国で撮影されらしい写真と(これが撮り立て写真?)
過去の「文・堺雅人」掲載写真をセレクトしたものはカラーなのですが、
贅沢を言えば写真に関してはオールカラーが良かった。
となるとやはり値が張ってしまうのかな?
そして、もう一つ意見を言わせてもらえば、
巻末にある掲載写真「顔」はセレクトでなく全て載せて欲しかった!!
堺さんファンなら誰しもそう思うでしょう。

本文はまだ読んでいません。(ちらりと見ましたが)
どちらかというと速読の傾向がある私なのですが、
堺さんの文章はゆっくり、じっくり読みたいなと思っています。
美味しい日本酒をちびちびと、じっくり味わって飲むように…

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
即読♪ (ひろ)
2009-09-05 04:54:34
写真が…普通の人で最高ですね!
鎌倉の由比ケ浜の眼鏡写真と『志』の項目がお気に入りです!
どこにでもいそうでいない、正体不明の堺さんが少しかじれそうな一冊です♪
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ひろさんへ (moco)
2009-09-05 23:29:57
コメントありがとうございます♪
ひろさんも買われましたか!!「文・堺雅人」。

私はちびりちびりと読んでいます。
前から順に読んでいったり、時折パラパラめくって出てきたページを読んだり
ゆったりとした気持ちで読み進めています。
堺さんは本当に文才のある方だと思いますし、
何度読み返しても面白い!
噛めば噛むほど味が出てくるようにさえ感じます。

由比ガ浜の写真・・・いいですよね!あれは「氷の華」ロケの時の写真でしょうか?
堺さんってメガネを掛けると雰囲気変わりますよね。
それがまた正体不明というか、不思議というか。
う~ん。面白い方です。

また遊びにいらしてくださいね!
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