著者:宮野 美嘉
《内容》
この世には“蠱毒”というものがある。壺に百の毒蟲を入れて殺し合わせ、最後の一匹が猛毒の“蠱”となる。それを古来“蠱術”といい、操る術者を“蠱師”と呼ぶ。大陸でもっとも強大な斎帝国の第十七皇女・李玲琳は、周囲からひそかに「毒の姫」とあだ名される風変わりな姫だ。最愛の姉である女帝・彩蘭の指示で、隣国魁の王・楊鍠牙のもとへ嫁ぐが、結婚生活は前途多難。まず玲琳が蟲を偏愛する蠱師と判明し、魁国の者たちはドン引き。さらに鍠牙の命が何者かに狙われている―という噂が立つと、毒殺犯容疑をかけられた玲琳の立場は危ういものに…。
(「BOOK」データベースより)
( ̄Д ̄)
読み放題。気になっていた本だったので、読めてよかったです。
シリーズ物の1作目。私が読んだ時点で9作目まで出ていたので、人気作なんだなと思いながら、読み始めました。
(。_。)
幽霊伯爵シリーズに似ていますが、今作のほうが、登場人物たちが幼い印象です。そして、病んでいる人間の多いこと。主要人物のほとんどが病んでいるか変人です。
序盤から玲琳の変人具合全開で、どうなるかと思いきや、読み進めて行くと、なんや玲琳いい子やんとなり、鍠牙の心の傷の深さに、あんたのほうが厄介やな…となり、黒幕の壊れっぷりに、うん、玲琳が普通に見える。
(; ̄ー ̄A
宮野さんの世界観は、どこか落ち着く。皆、何かしら抱えて生きているんだなと。
《内容》
この世には“蠱毒”というものがある。壺に百の毒蟲を入れて殺し合わせ、最後の一匹が猛毒の“蠱”となる。それを古来“蠱術”といい、操る術者を“蠱師”と呼ぶ。大陸でもっとも強大な斎帝国の第十七皇女・李玲琳は、周囲からひそかに「毒の姫」とあだ名される風変わりな姫だ。最愛の姉である女帝・彩蘭の指示で、隣国魁の王・楊鍠牙のもとへ嫁ぐが、結婚生活は前途多難。まず玲琳が蟲を偏愛する蠱師と判明し、魁国の者たちはドン引き。さらに鍠牙の命が何者かに狙われている―という噂が立つと、毒殺犯容疑をかけられた玲琳の立場は危ういものに…。
(「BOOK」データベースより)
( ̄Д ̄)
読み放題。気になっていた本だったので、読めてよかったです。
シリーズ物の1作目。私が読んだ時点で9作目まで出ていたので、人気作なんだなと思いながら、読み始めました。
(。_。)
幽霊伯爵シリーズに似ていますが、今作のほうが、登場人物たちが幼い印象です。そして、病んでいる人間の多いこと。主要人物のほとんどが病んでいるか変人です。
序盤から玲琳の変人具合全開で、どうなるかと思いきや、読み進めて行くと、なんや玲琳いい子やんとなり、鍠牙の心の傷の深さに、あんたのほうが厄介やな…となり、黒幕の壊れっぷりに、うん、玲琳が普通に見える。
(; ̄ー ̄A
宮野さんの世界観は、どこか落ち着く。皆、何かしら抱えて生きているんだなと。