振袖は、未婚女性の証、
来年の成人式の写真撮影(前撮り)をされた、女子が氏神様へお参りに来ていました。
金と銀の帯を締め、初々しく、華やかなお二人です。
古来、振袖は、長い袖を振るしぐさに由来しているそうです。
この、「振る」というしぐさには、厄払いや神の加護を祈願するという意味が含まれているそうです。
平安時代になると、神に対してだけでなく、意中の人を振り向かせたり、心を通わせるしぐさへと変わります。
振袖の振り方を検索すると、たもとを左右に振ると「好き」、前後に振ると「嫌い」とありましたよ。
おまけ:おとめらが 袖ふる山の 端垣の 久しき時ゆ 思ひき吾れは /柿本人麻呂 (万葉集)
意味は、おとめ達が袖を振る布留山(ふるやま)の瑞垣(みずがき)が年久しいように、
ずっと昔からあなたのことを思っていました。
私の振袖は刺繍が見事なので、袖を切らずに取っています。
呉服屋さんから「これは結婚式でも着れますよ~」なんて言われたけど、結局結婚式は簡素に済ませたし。
来春小学生になる姪が来てくれたらイイナ!
(七五三は私の着物を着てくれました♪)
たもとの振り方に意味があったんですねぇ。
勉強になります。
こんばんは
私もタンスに振袖が入っています。
振袖を着た自分が懐かしいです。
「若いって、いいな~」と、しみじみと思う今日この頃です。