ハスの花、東大生態調和農学機構・西東京フィールドのハスの花です。
今年は、晴れの日が少なかったことで、ハスの花もいまひとつ元気が出ないようです。
ハスの呼吸は、若い葉が太陽で暖まることで通気組織内の空気膨張を利用して、
酸素を水中の地下茎(みんなが食べている、穴の空いたレンコン)に送ります。
そして、地下で呼吸して出来た二酸化酸素は、通気組織を通り水面上に出します。
暖かな日に、ハスの葉の中央のくぼみに水をためると、ポコポコと二酸化炭素が
湧きあがって来るのを見ることができるそうです。
ハスは、通気組織で空気循環をさせて成長し、ハスの花の香りも水面上へ出します。
ですから、晴れた日のほうが、甘い香りを強く放つそうなんです。
きようは、雨でしたが、ハスに顔を近づけると爽やかな甘い香りを感じることが出来ました。
観蓮会:2019.7.20、朝7時~11時。ハス見本のハスを観ることが出来ます。
(大雨・強風・雷・酷暑の場合は、予告なしに中止の場合もあるそうです。)
ハスの葉にとまっていた3cm程のイトトンボ。
おまけ:梅雨寒の日が続きますが、魚屋さんでは、「梅雨イワシ」が売られています。
イワシは、梅雨時期になると、脂がのって美味しくなることから、「梅雨イワシ/入梅イワシ」と
呼ばれています。イワシは、今が旬、食べたい一品ですね。
どうぞ、お元気でお過ごしください。