87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

≪自己中≫創作小話 

2018-09-02 14:25:12 | ブログ


生きずらい世の中を笑い飛ばす落語が、注目されています。
若手の落語家が、イケメンなことも人気の一つだそうですよ。
そんな折、sumicaも創作小話を思いつきました。
演目は、≪自己中≫
あるご隠居さんの口癖は、「こまったぁ~・こまったぁ~」
「こまったぁ~」と言わない日には、プンプンと機嫌の悪い日を過ごしていました。
そんなご隠居さんを見かねたお嫁さんが、ケアーマネージャーさんに相談しますと
ケアーマネージャーさんは、
「自分の思うようにならないだけで、自己中の仕業です。」と言います。
お嫁さん、ジコ虫(ちゅう)という虫が、ご隠居さんのお腹の中で悪さをしていると心配して
ご隠居さんの押し入れの奥の奥から、富山の薬屋さんの薬箱を探しだし、
ケロリン・宇津救命丸・熊野い、を飲ませますと
ご隠居さん、「昔は、薬が少なくてよかったぁ~、こまったぁ~」と始まります。
ご隠居さんのジコ虫が、治まらない様子を見たお嫁さんは、
ご隠居さんに、美味しいものをたくさん食べてもらい、ジコ虫を排出してしまおうと、
秋の味覚のサンマ・マツタケ・クリ・サツマイモ・カボチャをご馳走します。
そうしますと、ご隠居さんの食欲がますます旺盛になりまして、
その上、ジコ虫は、ますます調子に乗って「こまったぁ~、こまったぁ~」。
「家のお金を使いすぎる嫁がいる。ご隠居さんの分の食事を食べてしまう嫁がいる。
こまったぁ~、こまったぁ~」。
それを聞いたお嫁さん、季節は秋だけに、ご隠居さんのジコ虫に、ほとほとあき(秋)れて
家を出て行ってしまったそうです。
ご隠居さんのジコ虫だけに、無視(虫)も出来ず、取り扱いに飽き飽きしたようですwww。。
おあとがよろしいようで…。
休日、sumicaのしがない創作小話にお付き合い下さり、ありがとうございます。

写真:秋の収穫を助ける農業用機械、正義を守るトランスフォーマーに変身しそうでしょ。
おまけ:私は、NHK落語ディーパーで、秋の夜長を愉しみたいと思います。


コメント (6)
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