87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

!続きがありました。!

2018-09-15 22:10:18 | ブログ


秋になりましたね。先日のお茶席の掛け軸は、「掬水月在手」。
この句の後には、「弄花香満衣」と続きがあります。
水を掬(すく)えば、月手に在り。 花を弄(もて)すれば、香り衣に満つ。
自らの両手で水を掬う中に月を映し、花を活ける働きが在って、
自分の中に花の香りをまとい、自然とひとつになり感じる事が出来るという内容のようです…😓。
私は、「掬水月在手」が、百聞は、一見にしかず?
なんでもやってみない事には、始まらない・体得出来ない?とも
似ている気がして、「百聞は…」を検索すると、このことわざにも続きがありました。

百聞は、一見に如かず
百見は、一考に如かず
百考は、一行に如かず
百行は、一果(効)に如かず
百果(効)は、一幸に如かず。
見るだけでなく、考え、行動する。行動するだけでなく、成果を出さなければならない。
それが、自分だけでなく、みんなの幸せや喜びにつながる。
なにを目標にするのかで、取り組み方の道筋が見えてくるという事のようです。
「掬水月在手…」、「百聞は…」も、続きがある奥の深い言葉だったんですね。
9月(長月)、私は、その先の続きを思い、夜空に昇った細い月を眺めています。
おまけ:2018年9月25日(火)が、満月です。
寒暖差のある時期、どうぞ、お体を大事になさってください。

コメント (2)
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