87純花のブログ

あたりまえの存在、 空や、海や、草花、そして人。 でも、奇跡に近い、あたりまえの事に 心うたれるときがある.(美日記)

美の巨人 北大路魯山人の旧居と茶室

2016-09-19 23:46:59 | ブログ


茨城県笠間市、笠間日動美術館分室「春風萬里荘」へ行って来ました
「春風萬里荘」は、北大路魯山人の住居を北鎌倉から移築したものです
茶室“夢境庵”から見た枯山水の石庭、茶室の床柱は黒柿のゴツゴツした柱です
(居間で石庭を眺め、お抹茶420円を頂くことも出来ます)


苔むした裏庭

表庭、遠くに見える太鼓橋

北大路魯山人の生活を垣間見ることの出来る「春風萬里荘」の部屋の中は、撮影禁止でした
茅葺き屋根、部屋に上がると歴史ある家具・美術品、部屋をつなぐ回し廊下の先に茶室です
どこか、懐かしく落ち着いたたたずまいでしたよ
土間をはさんで和室と反対側の馬小屋は、魯山人ならではの洋間にリフォームされていました
木の年輪を敷きつめた「木レンガ」床、座る角度が調節された長椅子、天然の石を組んだ暖炉
魯山人自作の男性用便器「アサガオ」(大きな筒が立てられたような水洗便器の陶器です)
浴槽は、織部陶板を外側に張り、内部は、五右衛門風呂になっています
北大路魯山人の生活を楽しむこだわりが、美の巨人と言われた理由なのかもしれませんね
おまけ:私は、お昼御飯に「山桜」さんの手打ちそば、(十割そば)の美味しさに舌鼓を打ち
笠間稲荷神社をお参りして、水戸の御老公様が待つ水戸駅へ
台風接近のため、雨が降ったりやんだりの天気でしたが、心洗われる1日を過ごせました





コメント
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