春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『最後の晩餐』LA GRANDE BOUFFE (1973 フランス)

2019-11-23 10:05:01 | 日記
このほど、ブログの名前と内容を、少し変更しました
お察しの通り、ニセトラを中心にしたブログ運営というのは、これは、なかなか限度の壁を超えられないもので
あらためて、よろしくお願いいたします

『最後の晩餐』
監督=マルコ・フェレーリ
音楽=フィリップ・サルド

出演=マルチェロ・マストロヤンニ、ウーゴ・トニャッツィ、ミシェル・ピコリ、フィリップ・ノワレ



パリのある大邸宅に、ある日四人の男達が集まって来た。彼らは食道楽の趣味で結ばれた仲間である
ある目的を遂行するため、四人は、邸内の地下の立派な調理場を点検し、運び込まれた数々の材料に感嘆の声をあげた
日ごとに男達は、淫猥な会話を楽しみ、酒をくみ交わし、ただひたすら食べ続けている
三日目には、異常ともいえるセックスパーティーに至る
やがて、一人ひとり死んでいく

快楽を追い求める人間の究極には、何が待っているのか
生きるということに絶望した四人の中年男が繰り広げる奇妙な晩餐会は、食べながら死ぬという課題に挑戦したものだった

音楽はフィリップ・サルド、そしてサルドのスコアを「死を呼ぶピアノ」というタイトルで、ピアノを演奏しているのは、映画にも出演している俳優の、ミシェル・ピコリ
この盤自体は、1974年に日本でバークレーからリリースされているが、音源はモノである
LPは出ていたかは、不確かである
倦怠と退廃の匂いが漂う音楽である

『最後の晩餐』

「死を呼ぶピアノ」

『最後の晩餐』


『アルプスの少女ハイジ』(HEIDI 1967年 ドイツ)

2019-11-21 02:11:55 | 日記
お久し振りに帰ってまいりました
私、腰部脊柱菅狭窄症という病気で、この約1週間入院し、手術そして退院となりました
また、ボチボチと続けてまいりますので、よろしくお願いいたします

『アルプスの少女ハイジ』(1967年版 ドイツ)
監督=ウェルナー・ヤクブス
音楽=フランツ・グローテ、ハンス・リヒター

出演=エバ・マリア・ジングハマー、マルゴット・トルーガー、ゲルトラウト・ミッテルマイヤー



ストーリーは、何度も映画化、テレビ・シリーズになっているので、こちらは割愛しましょう

音楽はフランツ・グローテとハンス・リヒターの二名が担当しているが、まず、この盤を見てください

何と、東芝エキスプレスのレーベルで、しかも赤盤!

そして、ハンス・リヒター楽団の演奏を聴いてみたら、どこかロマンチカしてるというか、和モノっぽい
ハンス・リヒター自身は、実在の音楽家だろうけど、だいたい
何故ドイツのレーベルではなく
、日本のカレッジフォークやニューミュージック専門のエキスプレスであろうか?
しかも、東芝のレーベルならではの赤盤ですね

まずは、この音源がYouTubeにあったので、お届けしましょう

『アルプスの少女ハイジ』
ハンス・リヒター楽団

こういうのもあります
『おばけの朝食』
ハンス・リヒター

いかがでしたでしょうか?
タイプのまるで異なる曲ですね

『永遠のエルザ』LIVING FREE (1972 アメリカ)/ロイス・レーン LOIS LANE

2019-11-12 11:43:30 | 日記
またまたブログ更新が遅くなりました
監督=ジャック・コーファー
音楽=ソル・キャプラン、フレディー・ダグラス

出演=スーザン・ハンプシャー、ナイジェン・ダベンボート、ジョフリー・キーン

『野生のエルザ』から6年ぶり。あのエルザが再びスクリーンに登場する。"エルザ"はめすライオン。生まれた時から東アフリカの狩猟監理菅アダムソン夫妻の手で娘のように育てられたエルザが人間の手から自然の世界に戻り、3引きの子どもを生むまでが描かれている

前作の音楽は、お馴染みジョン・バリーで、マット・モンローが主題歌を歌っていた。こちらはソル・キャプランとフレディー・ダグラスの二人が担当

ここに紹介するレコードは、ロイス・レーンの歌うカバー・ヴァージョンである



リリースはキングのディズニーランド・レコード
そして、B面は前作『野生のエルザ』から「ボーン・フリー」をロイス・レーンが歌っている




『サンチェスの子供たち』Children Of Sanchez /チャック・マンジョーネ

2019-11-07 14:08:27 | 日記
またもしばらくご無沙汰致しておりました

『サンチェスの子供たち』
監督=オスカー・ルイス
音楽=チャック・マンジョーネ

もともとは映画『サンチェスの子供たち』のために作られた曲
ではあるが、日本ではチャック・マンジョーネのアルバムとしてリリースされ、映画のサントラ表記はない
また、このアルバムが正規のサントラかどうかは、不明である
とにかく、何かにつけて情報の
乏しい作品

チャック・マンジョーネは、このアルバムで2度目のグラミー賞を受賞した
このシングル盤は、そのアルバムからのカットであるが、日本盤なので、B面には「二人だけの詩」という、映画に関係ない
曲が収録されているが、原盤のシングル盤には、この映画の中の「ダウン・エヴリシング・ウイズ・ユー」が収められている

映画の方は、メキシコ・シティの下層共同住宅に、ひしめきあって暮らす一族を描いた、破天荒なドキュメント

同棲、離別、仕事、喧嘩、セックス、刑務所、巡礼の旅、そして優しさとプライド…
アメリカの人類学者ルイスは、ヘスス・サンチェスと4人の子供たちに、それぞれ長期にわたるインタビューを行ない、自ら
〈羅生門的手法〉と名付けた方法によって、色彩あふれる〈複合的自伝〉を編んだ
記号と情報の洪水の中で、閉塞状態にある文化人類学に、新鮮な酸素と活力を吹き込んだ、新しい古典といわれている

何分、日本未公開のために未見の作品ではあるが、チャック・マンジョーネの音楽は、どのような効果を上げたのか、興味深いところである
『サンチェスの子供たち』チャック・マンジョーネ

今日も仲良し😃🍒😃サファイア&ルビー(=^ェ^=)

とっても飼い主思いのみゅうちゃん