春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『人生のバラード』/『華麗なる旅路』グランド・シンフォニック・オーケストラ

2019-07-20 20:41:35 | 日記
ご存知アラン・ドロンが出演した『ダーバン』のCMのサントラ盤

作曲=小林亜星
演奏=グランド・シンフォニック・オーケストラ
これは、当時とても珍しかったCMサントラで、グランド・シンフォニック・オーケストラをバックに、アラン・ドロンのセリフが入っていまして、今なおマニアの間では人気のレコード

『人生のバラード』
https://youtu.be/YQ9rg2IS_bM
『華麗なる旅路』

『夜をのがれて』(華麗なる旅路)Danヴァージョン
『友情のボレロ』
『ジタンの香り』

いずれもナレーションはアラン・ドロン

『ダブ』The Dove (1974 アメリカ)

2019-07-20 19:49:53 | 日記
制作=グレゴリー・ペック
監督=チャールズ・ジャロット
音楽=ジョン・バリー

出演=ジョセフ・ボトムズ、デボラ・ラフィン、ジョン・マクリアム、ダブニー・コールマン、ジョン・アンダーソン、他

17歳の高校生が一本マストのヨット"ダブ号"に乗って、世界一周の航海に挑戦する姿を描いた青春映画
音楽はジョン・バリーが担当。雨を感じさせない爽やかなスコアを書いている。上の写真のレコードは、共演のヒッチハイクで出会った恋人役を演じたシドニー・ロームが歌ったレコードで、日本の東芝レコードよりリリース。プロモーションで来日した際にレコーディングしたレコードで、これはLPも出ている
そして、こちらは同じくシドニー・ロームがカバーした挿入歌「愛の潮風」を歌ったリン・ポールのアルバムで、ポリドールからリリース。もちろん「愛の潮風」も収録されており、こちらからシングルカットされている。B面は『女王陛下の007』の「愛はすべてを越えて」が、ジョン・バリー楽団再録で収録されている。この通り、リン・ポールはなかなかの別嬪さん
そして、こちらはホントラ。シドニー・ロームの「愛の潮風」は日本人の編曲によるものだが、リン・ポールの「愛の潮風」は、一聴すると同じように聴こえるが、よくよく聴いてみるとトラックダウンのやり方が異なる。ビクターのサントラヴァージョンは、最後がストリングスがゆっくりと奏でたコーダで終わるが、ポリドールのヴァージョンは、途中カッティングして同じフレーズを繰り返し、最後はフェードアウトしながら終わる。また、イングリッシュホルンの響きも違い、エコー処理が強く施してある。そして、曲全体の長さは、ポリドールの方が長い

では、聴き比べてみましょう
『ダブ』メイン・タイトル
https://youtu.be/bPuEkt1_V18
『ダブ』から「愛の潮風」リン・ポール
https://youtu.be/4Xmz9UpN5t4
リン・ポールの同アルバムより『ラヴ』
https://youtu.be/hFonSB6gr38
「愛の潮風」デボラ・ラフィン
https://youtu.be/NwAvY2q3Vt8
「愛の潮風」尾崎紀世彦
リン・ポールは日本では、一発屋みたいになったが、アメリカの実力派女性歌手。キャサリンやシルヴァーナらのような、得体の知れない女性歌手ではない。

しかし、劇中で一緒に航海に出たネコちゃんのジョリエッタが死んでしまったのは、とても可哀想だった

川崎の福ネコちゃんの銅像



『太陽のかけら』Kungsleden (1965 スウェーデン)

2019-07-16 22:47:17 | 日記
監督=グンナール・ヘルグント
音楽=カール・エリック・ベリン

出演=マチアス・ヘンリクソン、マウデ・アデルソン、ラルス・リンド、ギイ・ド・ラ・ベリィ

ボッセ・グスタフ・リンセの『王の道』を彼と監督のグンナール・ヘルグントが共同脚色。若い日の郷愁をロマンチックに描いた青春もの
音楽はカール・エリック・ベリンが担当。しかし、日本公開版は尾田悟のペンによるもの

では、聴いてみましょう
『太陽のかけら』
https://youtu.be/eV7M3ErGcR4
モーリス・ルクレール楽団
『太陽のかけら』

『スケアクロウ』スタンリー・マックスフィールド・オーケストラ

2019-07-16 07:27:29 | 日記
監督=ジェリー・シャツバーグ
音楽=フレッド・マイロー

出演=ジーン・ハックマン、アル・パチーノ

男の深い友情を描いたアメリカン・ニューシネマの傑作

刑期を終えて出てきたマックスと、5年間の船乗り生活から足を洗い、会ったことのない家族に会うためにヒッチハイクしていたところで、二人は出会う。そこから先は何かと苦難が待ち受けているが・・・・・

音楽はフレッド・マイローであるが、残念ながらサントラはリリースされていない。その代わり、サントラそっくりの演奏としては、このスタンリー・マックスフィールド・オーケストラの演奏したシングルが出ているが、入手困難。しかし、スタンリー・マックスフィールドのオムニバスLPには入っていることが多い

しかし、マニアとしてはシングル盤の方が欲しいところである。東宝TAMから発売されていた。カップリングはエンニオ・モリコーネの『青ひげ』
『スケアクロウ』オリジナル・サウンドトラック
https://youtu.be/sdVb9jC_El0













クリス・カーペンター・オーケストラ『名犬ウォン・トン・トン/ベンジー』

2019-07-15 16:05:56 | 日記
さてさて、またもクリス・カーペンター・オーケストラの名演です
この楽団、女性が編曲にあたっているらしく、時にとても優しい演奏を聴かせてくれます

数多あるカバー楽団の中では、一番好きであります

何しろ「ガッカリ」がないんですね

最初に聴いたのが、デヴィッド・シャイアの『大統領の陰謀』。サントラそっくりでしたね

では、何曲かクリス・カーペンター・オーケストラの演奏をお楽しみくださいませ


『遠すぎた橋』
『エアポート77/バミューダからの脱出』

すみません。例の野球選手ばかり出てきて、肝心のクリス・カーペンター・オーケストラの演奏は、以前にも紹介した、この2曲しかYouTubeにはありませんでした