今日はニセトラからもホントラからも離れて、珍しいイージーリスニングのレコードのご紹介です。
以前、ご紹介した『さらば恋の夏』というジャン=ピエール・ポジのシングル盤を覚えている方はいらっしゃいますでしょうか?
今回、なんと親友こめへんさんのご協力で、このLPを入手することができました。
タイトルは日本盤としたら、『さらば恋の夏』/ジャン=ピエール・ポジということになりますね。
タイトルは日本盤としたら、『さらば恋の夏』/ジャン=ピエール・ポジということになりますね。
この人はフランスでイージーリスニングのレコードを出す時は、ジャン=ピエール・ポジを名乗り、イタリア人として映画音楽の仕事をするときは、本名のクラウディオ・ジッチという名前を使います。映画音楽の仕事としては、ロマン・ポランスキーやアンディ・ウォーホールらとしているのが多いです。このアルバムはそのジャン=ピエール・ポジのアルバムです。フランスではなくイタリアからの輸入盤です。こめへんさん、かなり入手にご苦労されたとのことです。その節はありがとうございます。
私はフランス語もイタリア語もまともに読めないので、曲目もはっきりはわからないのですが、A面に日本でフィリップスからシングルカットされた『さらば恋の夏』と『海辺にはもどらない』もしっかり入っています。シンセサイザー奏者ですが、ヴァンゲリスやジャン=ミシェル・ジャールとは曲想も異なります。
1980年のアルバムMagie d'amourです。
『さらば恋の夏』とは違い、ムーグシンセサイザーを駆使したコンテンポラリーな感じですね。