No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

ブログ少し休みます。

2018-10-29 | 漁港の猫
諸々の所用で、少しブログ掲載を休みます。一週間くらいになるかと思います。可能であれば早めに復帰しますし、無理であれば多少延長するかもしれません。わざわざ告知することではないかもしれませんが、よろしくお願いします。



LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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猫の体調が悪い

2018-10-28 | 
我が家の猫、銀次郎は神経質な猫だ。飛行機の音が大嫌いで、微かに聞こえる飛行機の音にビビって隠れてしまったりする。気管支系も弱く、病院のお世話になることも結構ある。ここ数日、たまに咳き込んでいるなと思い病院に連れていった。一昨年も同じ症状になり、その時と同じ抗生物質を飲ませた。でも今回は何故か嘔吐。それも一晩で4回も吐いた。僕は猫の前に寝袋を敷いて一晩様子を見ていた。4回目の嘔吐からは落ち着き、回復傾向にある。動物病院でも、経過をケアすれば大丈夫でしょうということ。ちなみに寝ずの看病というと聞こえは良いが、最近は多忙で疲れもあり、実際は夜中の2時過ぎには僕も寝てしまった。朝方の4時過ぎには猫の冷たい肉球が顔を当たり起こされた。「俺は大丈夫だけど、お前の大いびき何とかならないか」猫はそう言っていた。まだ数日は様子見なのである。

LUMIX GX7 / DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH
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大正ガラスの向こうには何が見える?

2018-10-27 | 街:岩手
大正ガラスとは、明治から大正時代に製造されたタイプのガラスのことである。現代の完璧に平滑で透明なガラスと異なり、波打つような歪みがあり、見る角度によって外の光景が変化する。現代でも「大正ガラス」は製造されている。でも明治大正期に作ったものの味わいには至らない。多分、歪めようとは露と思わず、なるべく平坦にと作り、結果的に歪んだものの美しさなのだと思う(多分、本当は違うけど、僕はそう考えることにしている)。
さて、この大正ガラスの向こうに見えるもの、それを肉眼と同じように写真に撮ることは難しい。不可能ではないかもしれないが、無粋な行為になることもある。今回の建物は期間限定で一般公開されたもの。ここは行儀よく普通に撮るしかない。それでも何となく味わい深く見えるのは、僕の思い込みだろうか。レンズの僅かな歪曲や周辺部の画質劣化などに眼の色を変えるカメラマニアの諸兄。ガラスは歪んでも美しいのである。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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紫波町の写真並べは支離滅裂

2018-10-26 | 街:岩手














町の写真を並べる作業は割と好きである。並べ方を熟慮することは滅多にない。直感というか、感覚を優先して並べている。たまには単純に時系列にすることもある。ブログ掲載では起承転結みたいなものを論理的に構成する手間暇はかけない。それでそんなに困ることはない。
が・・・。紫波町の場合はどうもうまくいかない。どう並べても駄目なので、もう適当にランダムに並べた。まあ僕はいいけど、このブログを折角見てくれた希少な方にとっては、これだけモノクロの似たような写真が並ぶとシンドイかもしれない。・・・。今後修行します。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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初見参・岩手紫波町をモノクロで撮る

2018-10-25 | 街:岩手
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岩手県の紫波町は、盛岡と花巻の中間地点にある町だ。盛岡市まで約20キロメートルの立地であり、自動車でも鉄道でも格好の通勤圏にある。この紫波町、僕にとっては中々立ち寄る機会のない町であった。特に理由はない。そういう町も存在するし、いつかそこに行くことは喜びでもある。今回の週末プチトリップは、出来ることなら青森とか新潟に行きたい想いがあった。でも身体の疲れからそれは断念し、花巻台温泉を選択した。これは、「紫波町」に行く運命にあると感じた。しかも、X-PRO2はセンサークリーニングのメンテン中。モノクロカメラメインでの散策となる。これも運命ではないか。

そう気合は入っていたものの、初見の紫波町を、しかもピーカンの下でモノクロで撮る。それは僕にとっては、いささかハードルの高い作業であったことは認めなければならない(もう一回続く)。



LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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昔、役所はモダンな場所だった〜旧・紫波郡役所

2018-10-24 | 街:岩手
バブルの前後(計画も含め)、全国の市町村役場は無意味にゴージャスな建物を建築していた。「えっ?この規模の町に、この役所?」と驚くような庁舎も多い。市町村合併により、まだ新しい庁舎が無用の長物になり、全体の十分の一以下のスペースで、市民課窓口の出張所だけを維持している場所も見たことがある。一方、明治大正期から昭和初期の役所は、洋館風のモダンな建物が多い。それだって当時は、「無駄に豪華だ」と思われたかもしれないが、バブル時の庁舎に比べれば品格がある。ここは、岩手県の「旧・紫波郡役所」。同じ敷地内の紫波町役場が移転したため、寂しく現地に残っている。こういう建物は保存して欲しいものだ。現在の感覚からいえば手狭で、職員の数も限られたと思うので、僕は無断に贅沢とは思わない。

追伸:Mモノクロームは、こういう被写体が好物だ。あまりに綺麗過ぎる描写を多少ダーティーな方向に降った。好みは分かれるが、元データといい、えげつない描写だと思う。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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疲れ果てたら花巻台温泉に行こう

2018-10-23 | 温泉・宿



















秋田から伊豆への往復、これを一泊二日の強行軍で、しかも夜中まで掛けてのハイペースで行なった。そのダメージが中々抜けない。運転の際に踏んばったせいか、左足の小指のあたりが痛む。ふくらはぎだってパンパンだ。秋田に戻ると寒い日が続き、朝にはストーブもつけている。こんな時は、「花巻・台温泉」に行くに限る。台温泉の「閉じ籠る」感が無性に恋しくなることがある。台温泉では「中嶋旅館」に過去3度ほど泊まっている。今の季節は「松茸の土瓶蒸し」が出る。あれが旨いのだ。でも今回は以前から気になっていた「吉野旅館」に宿を取ることにした。吉野旅館は、一泊二食付きの宿泊料金がなんと税込6500円。多少夕食のボリュームを落としたコースであれば税込5500円で泊まることができる。白飯はおよそ食べきれない量が配膳(お櫃)されるので、少なめのコースで十分なのだが、土瓶蒸しにつられ6500円の方を選んだ。
台温泉に泊まると、もう説明することすら面倒になる。吉野旅館のお湯は結構熱めだった。でも一度入ってしまえば、身体の芯からゆっくり寛げる湯だった。この時間を糧に、また日常の生活に戻ろう。


追伸:フジのカメラX-PRO2、旅の疲れではないだろうが、センサー部分に目視で確認できるダストが付着してブロアでは取れない。あえなく修理送りとなった。帰ってきたX-PRO2は、不思議なことに外装まで綺麗になっていた。僕は外装も丁寧にクリーニングするのだけど、別物の仕上がりだった。


LUMIX GX7 / DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH
(お風呂はiPhone)
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THIS 伊豆 しいたけキャッチャー

2018-10-22 | 街:静岡



伊豆の物産品売り場で見つけたUFOキャッチャー。なんと「しいたけ」が内に入っていて、それをキャッチするという。通る人通る人が興味深げに眺めていく。しいたけなんてすくったら、菌糸が飛び散ったり、傘部分が取れたりしないのだろうか。安心して下さい。これフェイクなんです。フェイクのしいたけを取れば、しいたけ加工品と交換できる仕組みだった。結局、短い滞在時間で誰もチャレンジする人はいなかった。


iPhone 8
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百匹目の猫

2018-10-21 | 漁港の猫
「百匹目の猿」という生物学者が仮定した説がある。芋を洗って食べることを偶然発見したニホンザル。その行動を他の猿が真似る。同じ行動を取る猿が定数(百匹と想定している)に達すると、その行動は群れの中だけではなく、物理的に隔絶された他の地域でも見られるようなるという。この説では宮崎県の島の猿が芋洗いを覚え、それが百匹を超えると大分県でも同様の現象が見られたという。まあ多少オカルト的な都市伝説的な逸話でもある。
事の真偽は分からないが、日本全国の漁港で、釣り人の釣果をおすそ分けして貰おうとししている「百匹目の猫」現象が見られるのは、間違いなく事実である。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
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松崎の日が暮れる(終)

2018-10-20 | 街:静岡
















秋田の自宅を出たのは、朝の6時前。昼食は東名高速の足柄SAで食べた。圏央道が開通したことで、首都高をパスして東名高速に出ることができる。かなり時間の短縮になる。首都高を経由して足柄あたりで昼食を取るのであれば、朝の5時前に出なければ無理だろう。圏央道というと、どうしても「拳王道」と頭のなかで変換してしまい、恐ろしいイメージを持っていた。拳王(ラオウ)が出てきて、「ここは拳王の名を持つ道、うぬ如きが走る道ではないわ!」とか言われそうで・・・。でも拳王様のお陰で大分時間は短縮できた。

さて、それでも途中で多少の用を済ませ、松崎に入る頃にはもう夕刻近く。30分も歩かぬうちに日が暮れてきた。嗚呼、西伊豆の町の夕暮れ。それは僕の産まれ育った町でなくとも、なんとなく同じ雰囲気を感じる。翌日が法事とお土産購入だけ。空き時間はなく深夜(翌朝)まで掛けて帰路に着く。多少おまけの写真を掲載するかもしれないが、短い短い伊豆滞在だった。



X-PRO2
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