平成23年1月19日に村越さんから、25日から27日にかけ沖縄にキス釣りに行きますので、ご一緒にどうですかと電話があり、26日と27日は案内できますと返事をして電話を切ったものの、モトギス狙いらしい。この時期、ホシギスなら確実に釣れるが、モトギスとなると、ん……
とりあえず、知る限りのデーターを集め、釣り場を2か所に絞り込んでおくことに。
25日に来沖した村越さんたちはその日南部方面を3人で釣り歩いてみたが、キスは1匹も釣れなかったと電話があり、明日の待ち合わせの場所を北部のポイントで、時間は朝8時にと決め、寝床に着くが、久々の再会と、モトギスが釣れるか不安で朝4時頃目が覚めたので私のホームグラウンドへ釣りに出かけた。
辺りはまだ暗く堤防の先から船道を攻めてみた。
一投目からアタリがあり、18センチほどのホシギスで、なかなか調子いいぞと、6時半までの1時間半で8匹のキスを釣りあげ、待ち合わせの場所へ高速道で向かった。
7時30分頃着。コンビニで買った弁当を食べ終えたころ、村越さん・高澤さん・宇都木さん・佐久川さんらが到着した。再会のあいさつを済ませ、早速ポイントの説明をし釣り開始。
1投目、宇都木さん・村越さんがホシギスを釣りあげた。
続いて、高澤さんが本命のモトギスを見事に釣りあげた。(みんな大騒ぎ)
モトギスの顔を見た瞬間私は、少し肩の荷が下りた。ホ‥‥‥
そのあと、釣れないので中部のポイントへ移動した。
このポイントは、昨年高見澤さんが32センチのジャンボホシギスを釣りあげた場所である。
みんなチョイ投げで必死に攻めまくる。(この場所はモトギスが釣れた実績なし)大型狙い……
やはり、釣れてくるのはホシギスと外道のユダヤガーラ・ガクガクなどである。佐久川さんもエギング用タックルでホシギスをキャッチ。
日も暮れてきたので、明日案内する予定の南部へ下見に。潮が引いているので根の有る場所をチェックし、26日の釣りは終了した。
そしてその夜、懇親会。
本日釣れた魚を、佐久川さんの知り合いの居酒屋へ持ち込み、刺身・天ぷら・骨のから揚げにしてもらい、それを取り囲んで釣り談義に花を咲かせた。
翌27日、昨日チェックしたポイントへ。
この場所は、遠浅でモトギスの最後の楽園(私が勝手に命名)ポイントで、県内でモトギスを狙って釣れる唯一のポイントだろう。
一投目、宇都木さんにいきなりモトギスがヒット。さい先よしとよろこんだもののあとが続かず、ヒットしてくるのはホシギスと外道ばかり。潮も満ち始めてきたので北部へポイント移動することに。
村越正海氏 ホシギスのダブル
北部のポイントも釣果は上がらず再び中部へ。なんとそこでは30センチクラスのキスとバケツ一杯の釣果の釣り人がいたので、釣れるはずだ、おこぼれでもと、砂浜から、飛行機の時間まで、攻めてみたが結局、釣れなかった…。
この2日間久々に、本格的投げ釣りを拝見させていただきました。また、高澤さんから頂いた鱚介手作りの究極ともいえる天秤など頂き、ありがとうございました。
沖縄には本格的な投げ釣り師は少なく情報なども少ないので、私のアバサー戦法でポイントを開拓していきたいと思っています。
大変、有意義な2日間でした。一匹の魚を追い求め、釣り談義に花が咲き、泡盛を飲み交わし、釣りをやっていてよかったと本当に思いました。
沖縄はもう春‥‥‥‥
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念願のモトギスゲットは投げ釣り人生60年の初モノです。お蔭様で2011年は記念すべき年になりました。重ねて御礼申し上げます。
これまでのホシギス狙いの経験からすると、モトギス釣りは全く違った世界であるように感じました。ともかく、居るところ(当たり前のことですが、そこを知ることが至難ですから・・)で、静かに待って釣る事が一番大事なような気がします。
お渡ししました沖縄バージョンの「ウッドシンカー」と「テンビン」は、十分に通用すると思ってます。お試し頂き、必要であればご連絡下さい。また、安座間さんの考えるものがありましたら言ってください。直ぐにもこしらえて送ります。
これからもお世話になると思いますが、その節はよろしくお願いいたします。(一度、メールを頂ければ幸いです。)