草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

平等院へ

2015-08-01 05:58:31 | 日記
28日、バス旅行で京都へ。なぜバス旅行かは後ほど…。
メインの行き先は宇治の平等院です。改修が済んだ平等院は朱の色が鮮やかで、むかし修学旅行で行ったときの微かな思い出のなかの平等院の、時を経た静かなたたずまいとは違った、華やかなものでした。
古い時代の寺社や仏像が、実はとても鮮やかだったと知ったのは、おとなになってからなのですが、知った時はすこし戸惑ったのを思い出します。


境内の所々には、大きなかめに蓮がうえられていて、ちょうど花の時期です。小雨のなか、ふくよかな花がお堂に似合って、よい時期にこられたと思いました。

境内にあるミュージアムにはいりました。そこで目にしたのがこれらの美しい仏さまたち、もちろん館内は撮影禁止なので、これは図録からとったものです。
くり猫♀は今まで、平等院にこんな美しい仏さまたちがいらしたことをまったく知りませんでした。しかも実際は五十体以上おいでです。このかたたち(?)とお逢いしたときの感動で、このバス旅行に参加するにあたってずいぶん迷ったことなど消し飛びました(笑)

実はこのバス旅行、近くのスーパーで気まぐれに応募したまま忘れていたら、当選の通知が届いたのです。それからが大変(?) でした。くり猫♂は当然気がすすまない、他を誘っても断られる。そう、こうみえてくり猫♀は案外ひとみしりなんです。知らないひとと一日中隣どうしなんて…。それでも、平等院にひかれて意を決して……大正解でした!

この仏様たち、インターネット上でよい画像がたくさんみられます。「雲中供養菩薩」でヒットすると思いますので、気になるかた、見てみてくださいね。

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