ヨミウリオンラインにてこんな記事がありました。
失業者を保育所で雇用、資格取得も支援…厚労省検討
すごくすごーく保育現場をなめてるなぁって思ったですよ。
これって、保育の専門分野を大学なり短大や専門学校で学んで、必死に現場を支えてきた低賃金重労働の保育士の実態をちっとも改善しようとしないってことの表れです。
どうして福祉職場がヒトの入れ代わりが多いのか???
仕事がきつくて低賃金だからです。
志があっても、生活が成り立っていかない賃金体系だからです。
(民間保育現場の場合、5年で賃金は頭打ちになります。責任だけはぐっと重くなるのに。まして今回の記事では一時雇用つまりパートやアルバイトの保育士を増やしたいらしい。これでは保育の質は維持できません)
福祉労働者はいつまでたっても
3K職場
いいぇむしろ
「失業予備軍」
「ボーダーライン低賃金労働者」
「使い捨て可能層」
これ、20年前から向上してない。いや、むしろ後退してますよ。
介護報酬をあげてーと要求しても
保育単価をあげてーと要求しても
はーい、そのかわりに消費税あげるからねー
これでは・・困るんです。
これからの時代、少子化はもっともっと進みますよ。
そのとき、金儲け主義の企業がやっている「保育所」に、果たして安心して子どもを保育してもらえるのでしょうか??
身分保障のない職場には
明日はないよ??
保育の未来は・・お先真っ暗であります・・・。
失業者を保育所で雇用、資格取得も支援…厚労省検討
すごくすごーく保育現場をなめてるなぁって思ったですよ。
これって、保育の専門分野を大学なり短大や専門学校で学んで、必死に現場を支えてきた低賃金重労働の保育士の実態をちっとも改善しようとしないってことの表れです。
どうして福祉職場がヒトの入れ代わりが多いのか???
仕事がきつくて低賃金だからです。
志があっても、生活が成り立っていかない賃金体系だからです。
(民間保育現場の場合、5年で賃金は頭打ちになります。責任だけはぐっと重くなるのに。まして今回の記事では一時雇用つまりパートやアルバイトの保育士を増やしたいらしい。これでは保育の質は維持できません)
福祉労働者はいつまでたっても
3K職場
いいぇむしろ
「失業予備軍」
「ボーダーライン低賃金労働者」
「使い捨て可能層」
これ、20年前から向上してない。いや、むしろ後退してますよ。
介護報酬をあげてーと要求しても
保育単価をあげてーと要求しても
はーい、そのかわりに消費税あげるからねー
これでは・・困るんです。
これからの時代、少子化はもっともっと進みますよ。
そのとき、金儲け主義の企業がやっている「保育所」に、果たして安心して子どもを保育してもらえるのでしょうか??
身分保障のない職場には
明日はないよ??
保育の未来は・・お先真っ暗であります・・・。
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つまり、この読売新聞の記事(27日の朝刊に出てます)には聞こえのいい部分もありますが、今の保育士資格を崩して、准保育士や保育士2級などをとれば働ける制度をつくれば、その期間も短くてすむわけです。
学校を出たあとパート保育士(8時間拘束)として働き、違う園でもパート(8時間拘束)で働き、やっと今年度正規雇用になれた9月に結婚した女性の保育士。挙式もあげて新婚旅行に。ところが夫が10月に製造業を解雇。どうしようという声が聞こえる一方で、実家住まいの20代の保育士の家では一般企業の勝ち組の兄が「派遣は切られることがある雇用なんだから文句を言うのはおかしい」と。「自己責任」「自分に甘い」「仕事選びすぎ」、お茶の間ではそんな会話があるそうです。
確かに自己責任はありますが、社会的にいくつものハードルで排除され、公の責任が薄く、当たり前の生活に戻れる道が断たれているということに気づくことが大事なのに。
が、分断が広がっています。年が明けて日々新しいお茶の間トークを聞いてビックリの毎日。
政府や経済界からは、介護、保育は今の給与や労働条件でいい、ばかりか、さらにもっと安くても余っている人材が流れればいいという論理が年明けに急速に強まっています。
失業者を支援するしくみは本当に必要です。政治は何をやっているんでしょう。
でも、福祉・保育のスタメンに失業者枠をつくって、その枠を即戦力で使えという論理、さらに安い育成枠でつかい、そして1、2、3年で切り捨てていくことで、何の雇用対策になるのでしょうか。福祉・保育はそんなものなんでしょうか。
今の流れでいけば、福祉・保育は失業者のやり直しの場として認知されすぎていき、保育園で働いているといえば「前は何の仕事を?」みたいなことを聞かれることが一般化しそうでこわいです。
派遣村が行政を変えた、チェンジチェンジだ。
一方で、そんな浮かれた人たちも私のまわりにはいます。
その人たちにも私は怒ってます。
現実のお茶の間での会話は違います。
分断されていないでしょうか。
お茶の間に耳を、分断されないように開こう目を、です。
おそらく数年前「保育士資格ある人の資格認定書を提出して調査」したときに
「よし、安上がり労働いける!!」と思ったやつが厚生労働省の役人にいたんだと思うよ。
>福祉・保育のスタメンに失業者枠をつくって、その枠を即戦力で使えという論理、さらに安い育成枠でつかい、そして1、2、3年で切り捨てていくことで、何の雇用対策になるのでしょうか。福祉・保育はそんなものなんでしょうか。
いいたとえです。
育成枠というのがプロ野球にありますが
昨シーズンのジャイのやまぐっちくんのような選手ばかりとはいえません。
即戦力と見るのならまだいい。
いつでも切れる枠ともいえるがけっぷち。
故障者リストみたいな感じで使ってる球団もあるような・・。それに似てます。
まして無認可保育所の保育士は
独立リーグの育成枠以下の待遇と考えていただければ・・
あーちくしょうますます腹が立ってきた。
それなりの意欲を持ち、プロフェッショナルとしての教育をしっかり受けた人が長くその世界で働き、ノウハウを次世代の保育士さんに伝授していく。。。
無形のノウハウがつまったお仕事なのですから、むしろ長い目で見たそんなしくみを考えていくこと自体が大切だと思います。
というか、やはり教育と福祉はビジネスとして割り切ることはできない分野なのですよ。
まったくそのとおりです。
真っ向から反対の政策をやり続けで20年ですよ。
目刺ジジィに始まった臨調行革。
ナチソネ君の精神注入。
コイズミが仕上げた聖域なき改革。
彼らの求める優秀な人材が果たして育ってきたかといえば??
一部の欠陥エリートを除いた残りの子は兵隊になるしかないみたいな道筋が「ぼんやり」ではなく、私にはかなりはっきり見えています。