四葉のクローバーではないけれど

おりがみのすんでいる団地はもともとは北条氏の出城があったあたりでした。
昭和40年代、宅地の造成がすすみ、山を切り崩して1000世帯以上の団地が完成。

芝生のそこここには元から生えていたクローバー・・。


むすめのちゅうがくの校歌の一説にもある
「クローバーの陽にこそ映える・・丘」だったわけで。


ヒーシモの世話をするようになってから
道端や田んぼや畑の縁やあぜにしがみつくように生えている
ハコベ、クローバー、タンポポなどを
注意深く見るようになりました。


団地では年数回大規模な草刈があるので
「しまったー！！あのうまそうなタンポポまで全部刈られたのかぁ！！」ということも・・

農薬や犬猫のチッコがかかっていないような
おいしそうな野草を求め西東・・・


ふと、我が家のプランターでも育たないか？？と
業者の草刈で踏みしだかれ風前のともし火になっていた一掴みのクローバーを持ち帰って

植えた。(プロジェクトＸ風に・・)
それから数ヶ月。



フォーリーブスのター坊の訃報を聞いた。

特にファンというタレントさんではなかったが、あまりに若い死に涙が出た。
(大ファンだった緒方拳さんの時は泣かなかった私ですが・・涙のリミッターってどういう仕組みなんでしょうね・・)

おっとりしたのっぽのマー坊
三の線もいけた芸達者な感じのトシ坊
ちょっと陰のある大人な感じのコーちゃん

甘い７・３分けのマー坊は4人のなかではたぶん一番人気者だったのではないか？？


まだまだ遣り残したことがおおいだろうに・・。


お嬢さんが成人するまでは・・・という言葉がまた涙を誘う。

そうか・・・だいぶ近しい世代ゆえの涙なのかもしれない。

病室から抜け出しての覚悟のステージ。

やすらかに。お疲れ様でした。





我が家のプランターに根付いたクローバー。

たわわに茂ったら

僕らのお腹に納まるのかいな？？

コラコラ・・・