記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

シモコお月様へ

2017-01-22 | うさぎ
今年最初の投稿がこの記事になるとは・・・

ちょっとだけシモコの最期について。書きます。





昨年のクリスマスイブ、ほんの少しだけですが、おかしい、シモコがなんだかおかしいと思って受診した獣医さん。

ペレットの食べが悪く、ウンチの大きさがちっこい。

そういうちょっとした変化。

ウサギは病気を隠すので、直感を疑わずに即受診が我が家のルール。







「子宮に5センチ大の腫瘍がありますよ」

「これは・・腸や膀胱を圧迫する位置ですから・・・・」

いつもならベイスターズトークで盛り上がる時間が沈黙の時間・・・

わー、そこまでいってたのか・・・。


皆まで言われなくてももうわかりました。

古い読者の皆様は
シモコが背骨に奇形があり、心臓が弱いので麻酔ができない仔というのをご存知と思います。

で、「生きるとこまで生かしてあげてください。好きなもの食べさせてあげて。」となりました。


年明け。腸の動きをよくするお薬が切れたので再受診。

年が越せたんだね、と獣医さんの目がウルウル。

あー、もう何時まで持つかの状態になっていたのですが、シモコは意外にもお正月元気でした。

フルーツや乾燥野菜をよく食べて、ちっこもミジンコのようなウンチもひりだして。

うえやしたともよく遊び、ひーやんのひげを例によって引っこ抜き。


ゆっくりゆっくり時間が過ぎました。私も夫もふつーに仕事に行く日々。



で、先週末金曜日。朝。

シモコ、ぼんやり。ええ、いつものぼんやりと明らかに違う。立っていられない。横にもなれない。

どてっと何度も横に倒れる姿に、ついにきたな、覚悟を決めて、でも、仕事に出かけました。

「ひーやん、シモコを頼んだよ。」


夜、先に帰った夫からメール。家族内に一斉送信されている。


「シモコもうダメかも」
「抱っこしてる」
「息が荒い」

この日は私は組合の旗開きというイベントがあって、中華街にいた。
急いで会場を後にしてバスに乗って。

その途中で

「今息ひきとった」のメール。
バスから降りて家に行く道、涙があふれてきました。

覚悟してたとはいえ、つらい。

まるで眠っているかのようなシモコと対面。号泣。

おっととふたりでなきがらをかこんでしばし思い出に浸ってから「明日も仕事だ」という現実に向き合いました。

土日休みが安定しない稼業の夫婦故、シモコのなきがらを一日はわが家へ置いておかなくてはなりません。

これが人ならば「すいません、家族が亡くなって」と大手を振って休めますが、何しろウサギ。


そこへ家を出ているうえむすめ、したむすめから「明日行くね」のメール返信。

ありがたい。

獣医さんの留守電にシモコ臨終の報告をしたところ、一時間ほどしてお悔やみの電話をいただきました。

「死因はわかっているから、あえて体にメスはいれないでいいと思います。見送ってあげてくださいね。今の季節なら寒いから、遺体はそんなに早くは痛まないですよ。葬儀場とかわかりますか?」
と、次の手はずも教えてくださったあと
「ほんと、よく頑張ったね。えらい子ですよ。ぼくね、もう年越せないだろうって思ってました、ええ・・・・」
センセも泣いてくださいました。


ありがたい。


土曜日は一日保育で出勤。
赤ちゃんクラスの親御がお迎え時間に間に合わない!!!というアクシデント付きでした。
でも、昼休みの時間にペット霊園の予約もできてほっとしました。


夜は家族四人+ひーやんでシモコのお通夜。

スイトピーの花束を供えて、小さいころからのアルバムを見て。


今日はこれからお葬式に行ってまいります。

いったん日記を閉じますね。








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