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教師が辞める

2006年06月21日 22時19分46秒 | 夢想
教育には3種類あるらしい。

 ○家庭教育
 ○学校教育
 ○社会教育

全ての教育は並行して行われるべきもの。
学校教育だけで全ての教育が出来るわけが無い。
家庭教育と社会教育が不足している現代では、
学校教育への期待度が高すぎるのだ。

家庭や社会で行われていた教育も、
学校で行えという要望が出てきている。
要するに『教育の丸投げ』現象だ。

テレビによると、
『手は出さないが、口だけは出す』親の増加で、
先生達のストレスは溜る一方らしい。

プラスアルファ、
シラバスなどの教育方針を公開する手間が増えてきたことによる、
仕事量の増加も早期退職の原因とのことだった。

確かにやりがいのある仕事だ、教師は。
でも、恐らくこれから教師になろうと考える若い人は減るだろう。

なぜか・・・

○マスメディアが放送する子供の凶悪事件増加
○子供サイドに移った、親からの要望増加
○景気好転により、他の給与の良い職種の増加
○教師の減少と臨時教員というバイトの増加

また、
経験豊富でスキルを授けていかないといけない立場の、
『40~50代の教師の早期退職+団塊世代教師の退職』
により頼れる存在が不在となることから、
若手教師のストレスが溜る。

教師になったとしても
直ぐに辞めてしまう可能性もある。
教師が辞めれば、臨時教員が教師になるのだろうが、
そんな使い捨て的なシステムでは、
教師の全体的レベルアップは難しいのではないだろうか?

教師になってからのフォローを充実させ、
スキルやノウハウを伝授していく体制を創らなければ、
これから更に増していくであろう社会からの要望に応え切れる
教師は育たないでしょうね。

あぁぁ・・・偉そうに語ってしまった。