
小野小町おののこまち(生没年不詳 平安前期)

花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
はなのいろは うつりにけりな たずらに わが身よにふる ながめせしまに

Color of the flower 花の色は
Has faded away 色あせてしまった
My life passes vainly by わたしの身も空しく過ぎてゆく
While watching the long rain falling 降っている長雨を見つめている間に
fade フェイド萎れる あせる vainヴェイン空しい 無駄な

ご訪問ありがとうございました(ゆ~)
見慣れた短歌も、英語に変えると違う風情がありますね。
英訳を見て、改めて
何故我々日本人はこの長さ(短さ)の詩を
我が国の詩の形として採用したのか・・
それが外国の人にも分かってもらえるだろうかと
思いを馳せました。
私では何故この長さが最適解なのか
説明はできませんが、
日本語だとこの形、この長さがぴたりとはまる、のですよね。
そしてそれはカルタ(カード)に
納めてもぴたりとはまるし、
いろんな場面にぴたりとはまる、ような気がします。
そんなことを思いました。
そうした文化が大切に守られ、
外国の人にも理解してもらえると良いなぁと思います。
英訳どうぞ頑張ってお続けくださいね🌸
ご訪問有難うございました🙏
コメントありがとうございます。
私も、せめてALTなど日本の教育機関で仕事をしている外国のひとたちには、我が国のすぐれた古典文学にふれて欲しいと思っています。
百人一首は10句で一区切りして「更級日記」孝標女の和歌の英訳をブログしますので、よろしくお願いいたします。
はまり込んでしまうと、とんでもないミスをしていても気づかなくなってしまいますが、コメント頂ければありがたいです。
こちら妙高高原は今朝も雪で、憂鬱な気分でしたが、まかろんさんのコメントでやる気が出てきましたよ
秘める思いの人ではないとのごにも慕われ、天皇やその女房に問われる事にも詩で返す❗️
その数々を理解するにも、、でしたが、この詩は小町が本気で思った方は1人で、その方への思慕なのかなぁ?
帝の系列の血を引きながら秋田から、京都へ上っての生活は、興味深く読んだ記憶があります、、
出てくる男性の名前が難しくて覚えきれない(笑)
小野小町の話をありがとうございます。
小野小町は秋田生まれの出羽美人だったのですね。
楊貴妃・クレオパトラ・小野小町で、
楊貴妃は、高校時代の古典の先生の話から「脂ぎった美人」、クレオパトラは映画「クレオパトラ」からエリザベステイラーを連想していますが、小野小町の人物像はイメージ出来ませんでした。小町さんは才色兼備で機知に富んだ「うたうま美人」だったのですね。ようやく彼女のイメージが湧いてきました。ありがとうございました。(ゆ~)