花咲く丘の高校生

平成時代の高校の授業風景を紹介したり、演歌の歌詞などを英語にしてみたり。

一茶英訳-(2) 名月を

2023-09-28 | 英語教育
    
  名月をにぎにぎしたる赤子哉(一茶)

小林一茶のオノマトペ俳句の英訳に挑戦しています
 
名月を にぎにぎしたる 赤子哉
英訳
The baby is clenching / Its tiny fist again and again / The bright harvest moon!
直訳:赤子が 小さなこぶしを にぎにぎしている  明るい秋の名月を
読みと注釈
clench[クンチ] 握る  tiny fist[イニ フィスト] ちっちゃな拳  
again and again 繰り返し bright[ブイト] 輝く、賢い
  harvest[ヴェスト] 収穫、収穫期、報酬  harvest moon中秋の名月

 How many times can I enjoy this harvest moon again in my short life remaining?

 

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一茶英訳-よい秋や

2023-09-23 | 英語教育
よい秋や犬ころ草もころころと
英語塾を経営している友人と「小林一茶オノマトペ俳句」を英訳しています。
私が担当している句を紹介させてください。
よい秋や  犬ころ草も  ころころと(一茶)
  Chubby green foxtails/  Undulating In the wind/  A bulmy autumn day
直訳:コロコロしたエノコログサが 風に波打っている 爽やかな秋の日
単語の意味・発音:
chubby[ャビイ] コロコロした、ふくよかな  
 green foxtail[フォックスイル]エノコログサ、猫じゃらし
undulate[ンジュイト] 波打つ   bulmy[ーミ]爽やかな,香り立つ
急に気温が下がりました。夜は20℃を割ったので、厚手の掛布団に替えました。

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英語は演歌で『ひとり風の盆』

2023-09-17 | Japanese Enka song
フレーズで覚える英語表現(昨年9月投稿の再掲ですが)

『ひとり風の盆』
"Alone in the Lantern Festival of the Wind" 
 歌:森山愛子 作詞:かず翼 作曲:水森英夫
 
歌詞1番
   口紅を 涙と一緒に ふきとれば
Wiping off the lipsticks with my tears
 夜風が しみます くちびるに
I feel the night breeze piercing through my lips
 あなたを 忘れに 来た けれど
Though I've come to forget you
 未練 悲しく からみつく
I’m sadly entwined with regrets
 ながれ流れて 風の盆
Drifting down and down to the "Kaze no Bon"

※カラオケJoysound MaxのAIが
「楽器には出せない美しい声で、あなたが歌を歌があなたを際立たせています」とコメントしてくれた
『あっちゃん』さんの「風の盆」もぜひ聴いてください。

検索は「enka song 風の盆byあっちゃん」です。よろしくお願いします。


  東京ドームホテルの壁画(原画:平山郁夫)



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カタカナ英語でいいよ

2023-09-05 | 英語教育
 
小学校で必修になる英語。小学校の先生は、正確な発音を身につけようと研修に励んでいる様子。それを報じた新聞記事を見て、英語教育についての持論を投稿した。
以下は、新潟日報の「窓」に掲載された記事です。

英語にも人の数だけ発音あり(「新潟日報」2008年8月6日)
本紙記事の『先生、カタカナ英語はダメよ』に考えさせられた。そこで、私は小学校の英語については、先生にも生徒にも絶対に「完璧さを求めない」ことを提案したい。
日本語にも英語にも方言や訛りがある。英語を母語としている国々は、それぞれがお国訛りの英語を話している。だから、「外国語活動」の手段として習う英語はカタカナ英語で十分なのだ。
 ネーチブスピーカー以外の発音は間違いであるといった風潮が蔓延すると、小学校での英語教育は深刻な事態に陥ると思われる。

例えば、ALTが水を「ワラ」と言っているのに、担任の日本の先生が辞書通りに「ウオーター」と発音するのを聞いた児童は、担任の発音の方が間違っていると思ってしまう。これを聞きつけた親は『あの先生の英語はダメだから担任を外せ!」と騒ぎ出す。
 そしてまともな日本の教員が次々にノイローゼになってしまうだろう。

 小学校での英語教育は不要。もしやるとしたら、聴覚トレーニングを主体として、NHK教育テレビなど優れた既製の視聴覚教材を利用するのがよい。







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