黄昏(詩) 2022-04-08 | 日記 私、83歳 あれから、長い歳月が流れた。 夢かと思えば、夢で、うつつと思えば、現実の、 その狭間を時間が流れ過ぎていった。 愛(いと)しくて握りしめていたかったのに、 儚(はかな)くて掴みどころのない映像が、 さらさらと零(こぼ)れていった。 短いといえば、短い歳月だった。