のり缶の入れ代え

2009-03-08 11:59:00 | 07 みせのこと

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海苔を新しい容器に移しているところです。

この缶は“のり缶”と呼んでいます。欲しくなると海苔業者さんに頼みます。三~四年に一度のペースで代えているので、これが三代目になります。

この缶の枠幅いっぱいが“全版”という大きさで21cm×19cm、太巻を巻くサイズです。当店ではこの大きさの太巻は扱っていませんので全版を二分の一に切断した“半のり”という状態にしてもらって仕入れます。細巻と少し小さめの太巻はこの半のりで作ります。

間仕切りの右側スペースに立て掛けてあるのは軍艦サイズ用、さらに右端の小部屋のように囲ってあるスペースにはにぎりの上から帯状に巻く海苔を入れてあります。この二種類のサイズは必要な分だけ主人が数枚ずつ半のりから包丁で切り出します。ある程度まとまった数量が出る大型店では、あらかじめ業者さんに“帯のり”“軍艦”“もみのり”などの状態にしてもらったりするようです。

今月の後半くらいには新海苔が入ってくる予定です。