四谷三丁目すし処のがみ・毎日のおしながき

新子はコハダに、スミイカの子供=新(しん)イカは一パイで二貫とれる大きさに、イクラは皮が軟らかく粒が大きくなってきました

アナゴの肝

2008-05-05 20:25:00 | 04 つきじ(いけす)

007 串焼き屋さんの仕込みのようですが、アナゴの肝だけ集めてあります。

白焼きのご注文があった時などに、もしあればお出し致します。

クセがなくまろやかな味わいです。

アナゴの旬は梅雨明けから初夏。

たっぷり脂の乗ったいいものが続々と出てくる季節です。

でも、まずは早ければ今月から来月のあたり、梅雨のころに出る“メソ”とか“メソッコ”と呼ばれる小さいアナゴがおすすめです。

大小問わず脂の乗り具合がいいものは腹側をひっくり返してみると判ります。

脂をたっぷり蓄えているアナゴの腹は真っ白ではなく、飴色をしているからです。

身の脂の感じが皮から透けて見えるのです。