子育て・私流

子供を三人育て、孫も五人になった。
男親の私がどのように考え、子供や孫に接してきたかを書く。

17 新婚家庭の家計 最初が肝心 その13

2009年02月11日 | 私が歩んできた道を振り返って
勤めながら夜間大學を卒業したのは、私が24才の時でした。
前にも書きましたが、職人の家庭の子沢山です。子供を育てるだけで親は精一杯です。
この家庭に私は7人の姉兄弟の中で、4男として育ちました。

私の下には、2歳と5才違いの妹が二人います。
私が10才過ぎから大東亜戦争が激しくなり、中学生2年の時に「学徒動員」と言って、家の近くの軍需工場に動員されて無給での機械工場の下働きとして、中学校にも行かれず勉強もせずに、約2年働かされました。

中学3年生の3月、普通なら中学を卒業する時期てす。
この時の3月10日に「東京大空襲」に遇い、「東京は丸焼け」になってしまいます。
我が家も、学校も焼けてしまい、「卒業免状」も受け取れない始末です。


何もすることなく、私は親父と一緒に我が家の焼け跡片しに毎日を過ごす生活になりました。

東京に在宅している近隣の家族は殆ど誰も居ません。
私の同年の学友達は皆んな「疎開」していて、遊び相手も誰もいません。
東京に子供が居るのが珍しいくらいで、居るのはたまに出会う大人のみです。
商店も交番にも人影がなく、焼け残った住宅にも人影は皆無です。

我が家から、見える東京の街波には家屋は一つも見えず、見えるのは焼け跡に残る質屋の「蔵」と、「浅草の観音様」ぐらいです。
10Km位らい東も南も見通しです。

その年は、焼け跡を整理する日課でしたが、何せ食べ物がなにもありません。
焼け跡にジャガイモなどを植えて飢えを凌ぐのですが、育ち盛りの私と下の妹二人の3人は、何で我が家だけが「田舎が無いのか」と心の底で怒りそして口に出せずに思うのみ。


その年の8月に「終戦を迎える」のですが、我が家の生活はなにも変われないでいます。
翌年の4月に一年遅れで、私は焼け残った別の学校の夜間「中学生」として、昼間は親父の仕事の手伝いで土方をしながら、夜は「夜間中学3年生」として編入し、勉強が再開を出来ることになりました。

前の焼けた学校時代に戦争のため殆ど勉強をしていませんでしたから、中学3年に編入した後の勉強には大変苦労しましたよ。

しかし、新しい中学でも「授業時間中に停電が多発」して、殆ど勉強が進みません。
ただ、新しい学友が出来て楽しく、一日も休まずに学校に通います。

新しい学校で中学3年生を終った。
翌年から「新制高校」と言う制度が発足し、中学で卒業してもよし。
「新制高校に進学しても良いぞ」と担任の先生に言われ、そのまま新制高校に進むことにしました。
ただ、「夜間の新制高校は4年間」で無いと卒業できない制度だと言います。

こんなことで、新しい学校に5年間夜間通学したわけです。
中学3年が一年間、新制高校が四年間と言うわけです。

この間、昼間は親父の仕事の手伝いをずーとしていましたから、終戦の焼け跡整理の学業空白を一年間を含めると6年間の土方生活をやって来たわけです。

この時には、6年間の「レンガ職人」の手伝いで、親父から「小さい仕事の現場」は総て任せられるようになっていました。
俗に言う「職人として独り立ち」したわけです。
職人になると、「手間賃が上がります」今までは、現在で言う日雇い派遣労働者並みの賃金でしたのが、日取りの賃金が倍額ぐらいになるのです。
しかし、賃金の請求は親方(親父が握っている)がやっているので私の手元には一銭も入りませんでしたがね。
この時代の家族労働というのは、家族で家庭全体を支えるという建前です。
必要な費用を貰い、食べさせてもらえるだけ。というのが世間のやり方でしたから。
金銭を含めて「家庭・家族の実権は総て親父が握っている」というのが実態でした。

ごめんなさい。
私の「新婚家庭の家計 最初が肝心」を書く予定が、戦争前後の話で先に進みませんでした、

しかし、こんな生活が「サラリーマン」になって、新婚家庭を築き上げる原動力となり、親父時代の家庭を振り返り、これらを反面教師とし。
辛い仕事にも文句を言わずに、新婚家庭を築くことが出来たのだと思います。

独立独歩の私の新婚世帯を、次の項で書きます。


1 コメント

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つまりは生挿入 (ずんぞうぬんぐん)
2009-02-12 18:50:43

さっちんが穴おっぴろげてずっと待っててくれたので、しばらく視姦してからクリちゃんに電マをヴヴっと押し付けてあげたYO!( ´∀`)
したらすぐにピュルーっと潮大放出しちゃったので、ヌルヌルを極めたマヌコにズブブっと生挿入しちゃった(/ω\)テヘッ
てか、ゴム着けたって嘘ついたけどぜーんぜんバれて無かったしm9(^Д^)プギャー

http://LhX5Z7e.chukuchuku.momiton.net/
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