「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

歴史の回想・「今川氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。グーグル・楽天・角川・BOOK★WAL」

2020-02-26 10:29:56 | 温故知新

「今川氏一族の群像」アマゾン電子書籍紹介。角川・BOOK★WAL」

 今川氏は南北朝時代から戦国時代の足利氏の一族の守護、戦国大名。吉良長氏の次男国氏が三河国幡豆郡吉良荘今川【現愛知県西尾市】を領した。

国氏の孫今川範国は、元弘・建武の動乱期に足利尊氏に従い、駿河・と遠江両国の守護に補任され、今川氏の発展に基礎を作った。その次男今川貞世(了俊)は九州探題などして室町幕府の確立に尽力し、それ以降は代々駿河国守護として室町幕府の鎌倉府監視の重責を担い、上杉禅宗の乱、永享の乱、結城合戦では幕府軍の先鋒として活躍した。応仁・文明の乱で、義忠は東軍として、遠江国守護斯波と戦い勢力拡大に努めたが、今川氏親の代に戦国大名へ脱皮を遂げた。その子今川義元はさらに三河を支配下に置き、駿府(静岡)を中心に全盛期を迎えたが、永禄3年(1560)織田・徳川氏の桶狭間野戦いに敗れ、その子今川氏真の尽力も及ばず、武田・徳川氏の侵攻で滅亡した。江戸時代には高家として存続した。


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