飼育中のオオクワガタを久しぶりにチェックをいれました。その中で♀だと思っていた蛹が羽化したものが、ちょっと様子がおかしい。どうも小さな♂らしいのだが、全体のシルエットが♀っぽいのだ。羽に小型の♂は♀と同じ縦筋が入るのは、よくあることなのだが、頭部、胸部の様子が♀っぽい。これがモザイク個体(雌雄同体)というやつであろうか、今のところ判断出来ない。

キレイなんですが、出来ればさわりたくないムシです。センチコガネだと思います。身近なところでは、犬のフンや牛のフンなど、獣のフンに集まる昆虫です。通常、フンの下に穴を掘って潜んでいますが、糞塊を転がしているのを観察した事例もあるそうです。


相模原市内、某ショピングセンター屋上駐車場で拾いました。死んでいるのかと思ったのですが、生きていました。タマムシほどの派手さはありませんが、ブロンズ系の渋い美しさを持ったムシだと思います。タマムシが♂でウバタマムシが♀だと思っている方がいますが、別の種類なのでお間違いなく。

早いものは、七月くらいに咲いているものを見かけましたが、本格的にはこれから花期をむかえると思います。背が低くてもセイタカアワダチソウ、何度も刈られながら、やっと花を咲かせました。背の高いものは二メートル以上あります。

もうセミの鳴き声は、ほとんど聞かなくなりました。川沿いを歩いていたらジョロウグモがアブラゼミを捕食している場面に遭遇しました。しかし色々な生き物に食べられるセミだと思う。数が多いので目立つのだろうか。

最近、オオカマキリの進出に押され気味のチョウセンカマキりですが、きっと勢力、巻き返しを狙っていることでしょう。ここなら鳥に食べられることもないでしょう。一つの卵から二匹成虫になり、子孫を残せれば個体数は減らないわけで、ちょっとした加減で、勢力、巻き返しは充分可能だと思います。がんばれ、チョウセンカマキリ。
