諸々雑記メモワール

諸事,気にとめたことなどを書きしるしたいと思います。

食の数字は語る 125万2,606トン バナナの史上最高の輸入量(2009年〈平成21〉)

2015-07-27 15:28:05 | 日記

「バナナダイエット」ブームを背景に増加。輸入金額は944億円(75.4円/㎏)。フィリピン産が1,159,128トンで92.5%占める。2位はエクアドル産(61,677トン,4.9%)。輸入自由化は1963年(昭和38)4月。果物の中では最も安く,手軽に食べられることもあり,1972年〈昭和47〉には早くも106万3,000トンと100万トンの大台を突破。その後,産地の不作等で減少した年もあったが,堅調な需要に支えられて平成12年以降は100万トン前後で推移。

ところで,日本へ初めて輸入(移入)されたのは1903年(明治36)。台湾・基隆(キールン)の日本人商人が台北産を持ち込んだ。大量に輸入されるようになったのは1908年(明治41)以降である。

  

輸入価格(円/㎏)と購入価格(家計調査,平成12~26)の関係をみると,購入価格は,輸入価格の1.2倍に流通経費など(140円)をプラスしたものとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


食の数字は語る 1425万7千トン  水稲の史上最高の収穫量(1967年産〈昭和42〉)

2015-07-27 12:22:19 | 日記

昭和42年産米は好天に恵まれ,10a当たり収量は453㎏(作況指数112),作付面積は314万9千ha(四国の面積<182万9.7千ha >の1.72倍に相当)とともに過去最高を記録した。水稲に陸稲(195.8千トン)を加えた水陸稲収穫量も1445万3千トンと史上最高を記録した。その後も収穫量は高水準を保ったため,供給が需要を大幅に上回ることとなった。このため,昭和45年から減反政策が実施されることになり,現在まで続いている。

 平成26年産は,収穫量は843万5千トンでピーク時の40.8%減,作付面積は157万5千ha(四国の面積の86%)で50%減少したが,10a当たり収量は536㎏で18%増加した。