アマトリーチェ

イタリアの地震があった街、アマトリーチェ。
歴史的な建造物があり人口3000人もいない小さな街。
熊本の人たちがこの地震に義援金を募り始めたという話しだ。
自分達だってまだまだ大変な時期ではあるがわずかでも力になりたい。ということらしい。
アマトリチャーナというパスタが有名なところだ。
豚の塩漬けのパンチェッタやグアンチャーレとトマトソースのパスタでヤギのチーズを使う。
以前話した、海老原友里さんの言葉　考えてるだけじゃ　何も変わりませんよ！
なにもせずに傍観してた自分が恥ずかしかった。
熊本の人たちってすごいと思ったが、本人達は　大変なときに世界中からいろんな支援をもらったからそれのお礼だよ！と軽く言い放つことだろう。
今日の写真だが、散歩コースの途中にある　海鳴りの像　だ。
戦時中、潜水艦に沈められた艦船は３５隻。
犠牲者３７０５名、そのうち対馬丸という学童疎開船をのぞく１９２７名の御霊を祀ってある。
いろいろな用事で乗り込んでいただろうに・・・。
南方前線から帰ってきた人やこれから戦地に赴く人、内地の工場へ仕事に行く人・・・。
潜水艦には疎開船も駆逐艦も区別はつかなかったのだろうか・・・。
こうして普通にしていられることの幸せを感じる場所だ。
ここに来ると普段自分が　あぁ面白くないなぁ　とか　もっとこうなるといいなぁ　と思ってることがどうでもよくなってくる。
この海鳴りの像を下ったところに対馬丸記念館というのがある。
学童疎開船でたくさんの小学生が亡くなった。
ただここのすごいところは、５０メートル先は波の上ビーチで道路をはさんだ反対側はラブホテル街ということだ。
さっき、お通しの卵焼き作ってるときに、ふっと脳みそクンがささやきかけてくる。
なぁ　ライオンって会社あるよなぁ。　うん！あるよ　洗剤とか作ってる会社だろ？
あの会社、昔は　暮らしを見つめるライオンってキャッチフレーズじゃなかったか？
うぅ～ん　そう言えばそうだったかも・・・。
あれって怖くないか？ライオンが暮らしを見てるんだぜ、あぶなくてしようがないよなぁ。
サファリパークみたいだぜ。
脳みそクンもちょっと夏の疲れが出てきてるみたいだ。
昨日は残業だった。残業は市場調査だった。まぁ帰りに飲みに行っただけだが・・・。
そこで右に韓国の若者二人、左に韓国からのカップル。
右の若者は昨日、あぐん茶に行きたかったが入れなかったとのこと。韓国のジンロ持ってるが飲みますかと言う。
お店の板長にまず飲んでもらって流れをいただいた。
タバコもあげると言う。いいやつだ。生ビールをご馳走してあげた。
左のカップルは泡盛を飲みたいがどれがいいですか？という。残波の白と菊之露を選んであげた。
楽しい時間だった。残業も悪くない。よそ様の商売を見て他山の石とする。
川崎からの使者のお二人さん！夕べはありがとうね。
オリオンビールのＴシャツとスマホのケース、大事にしてね。彼女の次に！
あのスタイルがあぐん茶だ、またおいで。
電子は光と同じスピードで進む。
人間の頭脳のパルスは１秒間にせいぜい１２０メートルしか進めない。
相手の顔色をうかがい、その心情を察することは一瞬で可能だが、そんな芸当はコンピュターには
できまい。
そんな素適な脳を持つなら自分の心をプラスの状態に持っていくようにしたいものだ。
そのためには修行が必要なのか。
簡単なことだ、笑顔でおはようといえばいい。
朝、となりの家の奥さんが植木に水をあげてた。
おはようございます！とあいさつ。
おはようございます！とお返しのあとに、行ってらっしゃい！と一言。
こんな日はいい事が連鎖するはずだ。

海鳴りの像

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散歩の途中で手を合わせる海鳴りの像。
くわしは後で！