受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

隙間

2006年07月16日 | Weblog
日曜ですが、来週から雨が続きそうなので、瓦葺き工事が進みます。

夏の日差しが照り、高知では37.1度。
屋根の上では、40度は越えている事でしょう。

遠くから見ると瓦の筋がはっきりと通っている屋根ですが、近くによると隙間が見られます。

この隙間は、瓦葺きの大屋根の勾配を作るときに生まれます。

また大雨が降り続いて、瓦と瓦の間がぴちっとくっついていると、毛細管現象により雨水が浸入してしまいます。

飛鳥瓦はある程度雨が入っても、端が立ち上がっているので、下まで雨が入る事を防いでいます。

またアスファルトルーフィングが、最終的に屋根野地板まで雨水が浸入する事を防ぎます。

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