受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

起工式

2005年09月12日 | Weblog
紅白の幕の張られたテントの中で起工式を午前10時より執り行い、建築事務所代表者上田堯世様・香長建設松本義彦様・澤匠近沢春彦様を始め工事関係者、門徒総代・世話人が23名が出席。
お勤め(「らいはいのうた」)の後、鍬入れ式、住職・上田所長・松本会長が挨拶し、共に起工式に到ったことを慶び、無事に来年9月末の竣工の日を迎えんとする決意を新たにしました。

表白
敬って西方の教主阿弥陀如来の尊前に白して言さく
本日茲に恭々しく尊前を荘厳して有縁参集の人々と共に受法寺本堂建立起工慶讃法要を厳修し奉る
つらつら惟るに当寺草創より既に500星霜その間末世の濁世にありて数多の門信徒の崇敬を集め称名念仏の声弥々高く法城を護持し来たりしなり
しかるに積年の天災や地変虫害は坊舎を著しく損傷しめ遂に崩壊状態陥り儀式の執行と法義の宣布の機能を保持し得ざるに到れるなり茲に於て住職門徒相計り幾多の困難を克服して莫大なる浄財を投じて一大宝閣を建立せんとする
慶ばしい哉この歓喜仏祖に告げ奉りかつ門信徒及び有縁の諸人共にこれを分ち合うものなり
願はくは更に門信徒の懇念を結集し匠の業に携わる技術者並びに技能者の総力を凝縮して如来照護のもと事業恙なく進捗し、めでたく竣工の日を迎えんとことを敬って曰す

最新の画像もっと見る