受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

刻屋

2005年11月12日 | Weblog
本日は、上田設計士さん楠瀬現場監督さんと材料検査です。
まず、須崎市にある木工事「澤匠」の刻屋(大工の作業所)へ。

刻屋の床一面にはパネルが敷き詰められて、原寸大で木材の墨だしがされています。
弓なりなった破風や高欄が見てとれます。

保管されていた海老虹梁・蛙股・龍の木鼻・向拝柱などが綺麗に埃が落とされ洗浄されていました。

何百年と重なった埃がすっかり取り除かれると、見慣れた古びたものではなく、新たに彫刻されたような色艶になっていました。


写真は、土佐藩の藩主であった山内家の紋が刻まれた蛙股。




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