受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

明けましておめでとうございます

2006年01月01日 | Weblog
本堂竣工の年を迎え、仮御堂にて元旦会に参拝されたご門徒の方々とお正月を迎えました。

弱い人のいのちが損なわれる時代になっています。

世界中で戦争や紛争が続き、飢餓や災害によってもたくさんの人のいのちが失われています。

また、国内でも幼い子供が被害にあい、お年寄りや弱い人が安心して住めない世の中になっています。自ら命を絶つ人が三万人を超えています。

浄土真宗の本堂は、ただ立派さを競う建物のではなく「聞法の道場」です。
法を聞かせていただくとは、阿弥陀如来のお心を聞かせていただく。

このような世界ですが、少しでもそれれぞれのいのちが輝く世界にしていきたい。
また、私たちひとりひとりは、大きないのちの中に生かされていることに気づいていきたいと願っています。

一人でも多くの方に、新本堂にて仏法のご縁にあっていただきたいと願います。