エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

子供の行動から学んだ一日

2006-06-05 21:59:12 | Weblog
新たな発見・・・

今日自身が主催する親子塾が札幌市内にて行われた。

親子塾とは、親と子供が「心」について学ぶところ。

自ら進むべき道を探し、明確にしやる気をアップしていく講座。

学校教育では学べない大切な何かをつかめる場所。

今日の講座で「目標設定」を中心に進めた。

必ず講座では子供たち、親御さんの話す機会がある。

小学生1年の息子を子供の中に加えて講座を初めてした。

小学1年生にはちょっと早いかな・・・と思い子供の中には入れていなかった。

でも、今日初めて参加させる。参加させると顔つきが変わる。

話をよく聞いている。

今までは大人の中に入れていたので、聞いているのか聞いていないのか・・・

ポイントは覚えているが、なかなか集中できない。

でも、子供の中に入れると、話す機会があるので緊張して聞いている。

ふむふむ、面白い行動パターンだ。

小学一年生に、思った感想を聞きだす。なかなか最初は話せない。

後から発言するという、考えさせる時間を設ける。

最初に当てて、詰まって、「じゃ、最後に聞くからね」と言う。

すると、「○○○○・・・!」と、発言した。

一言の感想だが、発言した。大きな進歩だ。

帰りの車で聞いてみた・・・

自分「話す前はどんな気持ちだった?」

息子「恥ずかしかった」

自分「じゃあ、話した後はどんな気持ちだった?」

息子「気持ちよかった。なんかスッキリした」

す、すごい。子供は行動する前は、誰でも人前で話すのは嫌のもの。

でも、実際に思い切って行動に移してみれば気持ちの変化があった。

それを本人が認識していた。(周囲の人が明確にしてあげれるか否か・・・)

小学一年生じゃ無理かなという先入観があった。

話の内容の理解度云々というより、その年齢レベルで感じることはある。

という発見だ。よって、発信側は常に語ることも大切だが感じさせることが重要。

そうだ、熱い想いで語り続けていれば、年齢が幼くても感じてくれる。

やってみて感動を覚える。それを自覚させる。大切なプロセス。

人間はひとつひとつ大人になっていく。

その正しい手助けをするのが大人。その役割は大きい。

その成長段階を怠ると、大人になって様々な弊害が出てくる。

知らないうちにダメな大人になり、気づいた時には犯罪行為を・・・

その犯罪行為を犯した子供を持った親は、その時になって気づく。

遅い、遅すぎる。人間教育を怠ればいつの日かしっぺ返しがくる。

今日は、子供から教えられた一日であった。

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