エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

ジーコジャパンの戦略

2006-06-15 11:53:55 | Weblog
ミドルシュートの多さが目立つ今大会のワールドカップ。

どうやらボールの構造がそうさせているらしい。

野球でいえばナックルみたいな球道になるらしい。

だから、ミドルレンジからのシュートがキーパーの手元で変化。

取りづらいらしい。だから皆ガンガンミドルから狙ってくる。

じゃ、これに対する対策は?

もう、どの国も「ミドル注意」の対策をうって、中盤の層を厚くしているだろう。

ならば、逆にミドルで狙うよ~とマスコミに披露しつつ、実は中に切り込み・・・

みたいな戦略もあるだろう。

ミドルは、ちょっと宝くじみたいな要素が多々あるのも事実。

今こそ、今までのプランを見直し相手の考えの逆をつく戦略が有効か。

だって、クロアチア強いじゃん。弱者の戦いを考えるならば様々なプランが浮かぶ。

ガチンコミドルじゃ、また日本は劣勢にたち、単調な宝くじシュートで終わりかねない。

サッカーは全くの素人だけど、そのスポーツも戦略の考え方は一緒。

「相手がどう考えてくるか」

これが大きなポイント。日本は敗戦し焦っているように見える。

今までの戦術の見直し、そしてシステムの見直し・・・

こんな短期間で見直せるほど簡単なのだろうか?

長い期間準備してきたものを最後までダメでも押し通すことも大切では?

それで負けたら、それまでの準備の方向性が間違っていたということ。

次に繋げるためには、プランを着実に実行して、それに対しての可否を出すこと。

マスコミから知りうる情報だけを信用すれば、ちょっと方向性が問われる。

って、ゆーか日本のマスコミに出ているのは一部分。

ハッキリいって深い根の部分は絶対に口外されないだろう。

スポーツの世界は情報戦。情報をしっかり把握したチームが有利には間違いない。

次戦までの数日間、周囲の声に耳を傾けず、

しっかり自分達の準備に集中することだ。

マスコミは、仕事だから分かるけど過剰な取材は選手の心を揺らす。

負けたときにこそ、選手への接触の配慮はしっかり考えるべきだ・・・