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核兵器禁止条約 採択3周年 ― 発効まで あと12カ国

2020-07-11 | 反核・脱原発

被爆者団体 原爆ドーム前で集会

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(写真)「禁止条約早期発効」と唱和し、横断幕や紙を掲げる参加者=4日、広島市

 広島市の原爆ドーム前で4日、「核兵器禁止条約成立3周年・条約の早期発効を求める集会」が開かれました。広島県原水協と県被団協(佐久間邦彦理事長)の共催。参加した50人が「禁止条約早期発効」と唱和し、「早期発効と核兵器廃絶を求めます」などと書いた横断幕や紙を一斉に掲げました。

 冒頭、原爆と2年前の西日本豪雨災害の犠牲者に黙とうしました。

 県原水協の高橋信雄代表理事(81)はあいさつで、核保有国が自国の利益や安全保障を口実に核兵器は必要という態度を取り続け、条約を否定していると指摘。「多くの国々は条約の発効に向けて取り組みを進めている。『ヒバクシャ国際署名』を広げに広げ、核保有国や核の傘にいる国々を追い詰め、一刻も早く条約の早期発効を実現させよう」と呼びかけました。

 リレートークで佐久間氏(75)は条約に38カ国が批准しているとし、「あと12カ国が批准すれば発効します。発効すれば核保有国は核抑止の主張の正当性が成り立たなくなる」と強調。14歳で被爆した矢野美耶古さん(89)は「たくさんの友だちが亡くなった。二度と戦争はしたらいけない」と訴えました。

 香川県から来た20代の男性4人連れは集会に足を止め「原爆や原発事故で核が危険だということがわかった。原発もなくしてほしいし核兵器もなくすべきだ」と話しました。

 日本共産党の大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補が参加しました。

 

サーロー節子さん 各国首脳に手紙

「核兵器禁止条約 批准を」

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(写真)サーロー節子さん

 広島市出身の被爆者で、カナダ在住のサーロー節子さん(88)は、世界197カ国の首脳に核兵器禁止条約の批准や推進を求める手紙を送りました。ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の被爆75年キャンペーンの一環として、ICANを代表して書いたものです。

 安倍晋三首相にあてた6月24日付の手紙は、唯一の戦争被爆国の日本政府が禁止条約への署名・批准を拒んでいることは「被爆者の一人として裏切られた気持ち」と批判し、被爆75年にあたって政策を転換し、禁止条約への署名・批准に取り組むよう求めています。

 手紙はまた、13歳での被爆体験をつづり、「非人道的、非道徳的で残酷な私たちの体験を他の誰一人にもくり返させてはならない」と強調。「日本が、自国の安全のためには核兵器による保護が必要であると恥ずかしげもなく公言し続けることは、核兵器廃絶のために行われているあらゆる努力を台無しにするものです」と指摘し、「日本は、自らの歴史的、世界的、道徳的責任を自覚し、核兵器に依存した政策と決別しなければなりません」と訴えています。

 

                                                       ― しんぶん赤旗より ―


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